数学の起源はいつなのか調べてみた

現在、私たちが使っている「0,1,2,3,4,..」という数字は「アラビア数字」と呼ばれているもので、約500年前に現在のカタチになったそうです。

アラビア数字は「0」があることで計算がしやすくなり、「世界の共通言語」として広まりました。アラビア数字が登場する前の古代では、どのような数字がつかわれていたのでしょうか。

古代において、数字は地域ごとに違っていました。古代エジプトではモノのカタチが数字で表現されていました。1の位は棒、10の位は動物の足かせ、100の位は縄などです。

古代ギリシャでは「α」、「β」などのギリシャ文字で表現、古代中国では漢字(漢数字)で表現されていました。これは現在でも日本や中国で使われていますね。

0の発見は数学史上最も重要な発見と言われています。古代の数字には0がなかったそうです。

0を初めて数として扱ったのは古代インド人で、5世紀ごろと言われています。これにより、「0」を含んだ計算ができるようになりました。

「0」を含んだインド数字は、8世紀ごろにアラビアに伝わって改良され、さらにヨーロッパに伝わり「アラビア数字」として世界中で使われるようになりました。

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