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『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』を観た!

最近関係性についてよく考える。

家族との関係性、近くに住んでいる友達、もしくは遠くに住んでいる友達との関係性、今は仲良いあの人との関係性。

僕は深夜ラジオを聴くのが好きで、その中でもパーソナリティがひとりのラジオよりふたりのラジオの方が好きなんです。

それはきっと関係性に耳を傾けるのが好きということなんだと思う。

ふたりでしゃべっている姿を聴きながら、ラジオでは話せないことを話す普段のふたりの関係性、またはプライベートではまったくしゃべらない関係性、はたまたラジオブースの奥にいる人々との関係性すらも想像させる奥行きがとても楽しい。

(この間の霜降り明星オールナイトニッポンの宮迫さんの件に対する反応とか、ふたりの関係性がもろに現れてて楽しそうで最高でしたよね!)



話は戻ってデッドデッドデーモンズデデデデデストラクションである。

前章を観て、怒涛の展開の中に映し出されるこのふたりの並々ならぬ関係性に夢中になりながら、後章はもっと広い世界の話になっていくと思っていました。

こんなにも関係性についての話だとは思っていなかった…。

これは全然余談だが、あの子が笑顔で歩いている場所が昔僕が毎日通っていた場所で、それだけで泣いてしまいそうだった。

観終わって幾田りらfeat.anoの『青春謳歌』を聴いてまた泣きそうになる。

聴けば聴くほどこの曲が、考えてみれば当たり前なのだが、この映画のために書かれた曲であり、あまりにもパーフェクトだからである。

作中でたとえ誰かが傷ついたとしても、誰かを救うことができるからフィクションは素晴らしいんだし、漫画やアニメーションだからこそ届きうる射程の広さが確実にある。

そのことが心底羨ましいと思いました。


原作も読まなくちゃ!

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