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潜在意識にあった”無力感”からの氣づき。

無力感を感じて生きてきた。

この現代社会では、人は無力で価値がないから何かを付け足さないといけないという不安ベースで全てが作られている。自己啓発もそう。何か外側のものを付け足さないといけない。何かを達成して認められないと価値がない。街は人の不安と不足感を煽る広告ばかり。不安を埋めるためにいらないものが流行り人は無知の状態で外側の物をむさぼり欲しがる。どれだけいい服を着ても、どれだけいい車に乗っても、高級な美容液を買っても、整形しても自分を置き去りにしたままならば何の意味もなく、むしろ本当の心の声と逆を行き心は寂しく満たされないループを永遠と続ける。

そんな中、僕は孤独だった。社会への失望を感じ、人一人が変わって何か意味があるのか。僕が変わって何の意味があるのか。

自分と向き合い続けてきて数年、そんな思いが自分の中にあることに氣づいた。無力感からの人生全般に対してのやる氣のなさ。ここが根幹だったんだと氣づくと心がじわっとあったかくなる感じがあった。

パートナーのえみちゃんは言った。人一人が変わらないとどうやって世界は変わるの?人一人から変わっていくんでしょ。一人が変わったら周りの人に影響する。それぞれがまた影響しあって愛が広まっていく。私はそうやってエネルギーが変わっていくのを感じるのがたまらなく好き。

ふと、海外の動画を目にした。シーンとした通勤中の電車の中。男性が突然電車の中で笑い始めると、周りの人たちもだんだん表情が緩み笑顔になっていく。最後にはみんなで笑い合っている、笑顔は伝染するという動画。なるほど、と思った。一人の影響力はでかい。でも一人はちっちゃい。ちっちゃくて大きい僕たち一人一人が変わっていくことでしか世界は変わっていかない。まずは自分からなんだ、そう想った。

拓磨

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