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いつだって遅いって事はないよね。

水曜日のお休み、1人で映画を観てきた。

大好きなクリストファー・ノーラン監督の最新作ではなく、「糸」。

菅田将暉の事が好きな友達が、「観て!」と急にLINEをくれた。

映画館で映画なんて、子供が産まれてからもう何年も行けていない。映画館で映画観るの大好きなのに。

家で観ればいいかなと思っていたけど、彼女と映画について話したくて、観に行ってみた。

直前まですごく観たかった「テネット」とめちゃくちゃ迷った。菅田将暉、別に好きじゃないし。結末も内容もなんとなく想像つく恋愛映画だし。 秋に恋愛映画なんて観たら切なくなりそうで嫌だなぁ。だけど、観て良かった!なんなら、ティッシュペーパー2袋消費するくらい泣いた。(念の為2袋持っていって良かった)隣に人が居なくてよかった。

私の中で湧き上がってきた気持ちは、「好きな人がいるとがんばれる」っていう、小学生が感じるような陳腐な言葉だ。

だけど、いつだって、何歳になったって、どんな立場になっていたって。結婚していても、子供が居ても、好きな事を好きに追いかける。気持ちがあれば何にでもなれるし、なんだってできるって事。

多分、そういう映画じゃないけど。笑

自分の最近の色々と重ね合わせて、諦めていた事も、もう一度頑張ってみようかなと思った。なんだか、ワクワクふわふわしながら、映画館を出た。映画館って事もよかったんだろうな。


映画のエンドロール、名前を探した。

…いないよね。


きみは朝方に「さっき仕事終わって、今から寝るよ」と、LINEをくれた。

「遅くまで大変だったね」

と返信したら

「うん。でも、いい撮影だったよ」

と返ってきた。

仕事がたのしいなんて、私は周りの人に言えなくなっていた。意識高いと言われちゃうから。でも、きみはいつも楽しそうに仕事してて、私まで嬉しくなった。

そんな世界を覗いてみたいな。

映画とかドラマの料理作るひとになれるのかな?

映えないと無理かな。

どきどきしてる。久々に。次にやってみたい事のひとつ。

とりあえず、映画料理の本でも買ってみようかな。

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