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右胸のいたみの原因は

朝、起きると右胸に疼くような痛みを感じた。

痛みは少しだけだったので、バタバタする朝の事だ。あまり気にせずにやり過ごした。

その日の夜、息子達とお風呂に入っているとまたズクンと鈍い痛みが右胸に走った。そこでやっと、今朝の事を思い出す。そういえば、朝も痛んだな…。でも、その痛みは昔よくなった乳腺炎に似ていた。右胸を少し絞ると乳汁が滲んだ。しばらく絞ったら痛みが引いたような気がした。

昔残っていた乳汁の残りが炎症を起こしたのかな?

次男が離乳してから、2年が経っていた。

そんな事もあるのかな?くらいの軽い気持ちでまた日々を過ごしていた。

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この春から職場に来られた保健師さんは私と同い年だ。一番下の子の年齢も一緒。明るくてサバサバとしている彼女の事が私は好きで、日々色んな事をおしゃべりしていた。

「そういえばこの前、乳腺炎みたいな痛みがあって、絞ったらまだおっぱいが出たんですよ」と何気なく彼女に話した。

そこでさっと彼女の顔色が変わった。

「え!?だって離乳して結構たってますよね?」

彼女よりも私の離乳の時期の方が早く、彼女はもうだいぶ前からおっぱいは出なくなった、と話してくれた。

ずしん、と嫌な気持ちが走る。前に乳がん検診を受けたのは5年ほど前になる。

産後のずっと乳汁が出る症状は珍しい事ではなく、高プロラクチン血漿の場合もあるとの事だそうだ。でも、その場合は生理の再開も無い場合が多く、私は産後1年ほどからずっと定期的な生理はきているし、先月もちゃんときているので、多分違うのではないか、との事。職場におられるベテラン看護士さんに相談し、一度マンモグラフィー撮ってもらった方がいいと勧められた。


そこで悩むのが医者選び。

産婦人科?総合病院?それとも乳腺専門医?外科?

看護士さんはみなさん一様に総合病院を勧めてくれる。

が、時間がない、コロナ曝露の危険も避けたい、バカ高い初診料は払いたくない。

などの理由と、できたら女医さんがいい。と、まだ少し残る乙女の気持ちで思った。総合病院は若い男性医師も多いし、看護士さんも男性が結構いる。

悩んだ末に乳腺を専門にみている個人病院のおじいちゃん先生の所へ行った。

内容は、問診、乳汁採取、触診、マンモグラフィー、エコーだった。

結果から言うと多分ガンではないでしょう、との事。ほっと胸をなでおろす。

あとは、乳汁の検査結果次第で2週間後に、電話して結果が出ているか確認してからまた来てくださいと言われた。

乳汁に血が混じっていたら危険な場合が多い、とも言われた。混じっていた日もあったかもしれない。

なんせ、子供が中耳炎だ、熱を出した、役員決めだ、と忙しい毎日の中、自分の事になんていちいち構ってられない。子供を注意深くみるあまり自分の体調の変化なんて気をつけてられない母の方が多いのではないか?体調なんていつもだいたい悪いし!

と、日々の余裕のなさを反省し、自分ももっとしっかりみてあげようと思った今日でした。

よく言われる事だけど、自分を後回しにないがしろにする事で、子供にも周りにも余計迷惑かけるから、自分の体調管理はしっかりせねばと改めて思った。

そういえば、子宮ガン検診も3年受けていない。あれもすごく嫌なんだよなぁ…。

でも、受けに行ってきます。余裕ができたら!笑 ってこれがダメ。

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