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iPhone 13 mini購入—iPhone 14値上げ&miniシリーズ廃止に備えて

「安くて小さなiPhone」が入手困難になるその前に

iPhone 13 min スターライトと MagSafe シリコンケース PRODUCT (RED) を購入。

2019年にiPhone 8を購入した際の予想では「2023年になればiPhoneを持たずにApple Watchだけで完結する世界がくるはず」だったのですが、残念ながらその気配はまったく無く、それどころか、

・資源高騰・インフレ・円安でiPhone14の日本販売価格が値上がりしそう
・部品供給不足でタイムリーな入手も難しそう
・mini(5インチ)サイズは今後発売されなくなりそう


なことが予想されるため、当初の予定より1年前倒しでの購入に踏み切りました。

Apple Watch連携によるスクリーンロック解除は想像よりスムース

iPhone X以降のFace IDモデルに機種変更しない方の主な理由として、

・手に余るサイズ感
・指紋認証がないと不便(マスク時代にはなおさら)

の2つがあったと思います。

前者のサイズの問題については、iPhone 13 miniでは、iPhone 8/SEと横幅は変わらないまま縦の長さはむしろ短くなったので、取り回しはかなり楽です。

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一方、後者の指紋認証がないことによる不便さについては特にこのマスク時代においてはいかんともしがたいところがありましたが、Apple Watch連携によるスクリーンロック解除機能がリリースされ、(Watchユーザーにとっては)ストレスが大幅に軽減されました。

Apple Watchを初代から購入し、ホワイトセラミックモデルHermesモデルを含めて全力コミットしている私としては、一見するとこのApple Watch連携で問題解消にも思えましたが……

実は、スクリーンロック解除以外の場面、例えば銀行系アプリ等のログイン認証でFace IDを使う場合には、このWatch連携では通らないという問題は残っていました。

iOS 15.4アップデートでマスク着用Face IDが可能に—Watch連携では不可だったアプリ内認証にも対応

しかしこの問題も、2022年3月15日に正式リリースされたiOS15.4へのアップデートにより解消します。マスクをつけたままであっても、目元のみの解析でFace ID認証されるようになったためです。

実際にマスクをつけたまま試してみたところ、スクリーンロック解除はもちろん、Watch連携では実現不可能だった銀行系アプリ内の認証についても、マスクのままFace IDで通過することができるようになりました。

ただし、目元の精緻な解析となるために、違うデザインのメガネに掛け替えると認証が通らなくなるケースも。ある程度のallowanceがありますが、デザインの異なる複数のメガネを掛け替える方は、それぞれのメガネごとに登録が必要となります。

さらに、このFace IDのマスク顔認証(目元認証)機能は、iPhone12/13のみの対応である点に注意が必要です。True Depthセンサーの性能が向上したのがiPhone 12以降というのがその理由とのこと。

私的メモ キーレス&キャッシュレス時代におけるiPhone機種変更作業の注意ポイント

 以下、自分の備忘録&今後の機種変更に備えて、

(1)デジタルキー(鍵)
(2)デジタルウォレット(財布)

の2つの機能に関するiPhoneの機種変更における移行作業の注意ポイントをメモしておきたいと思います。

(1)デジタルキー(鍵)機能の機種変更対応

いまどきのスマートフォンは、さまざまなウェブサービスにおいて2要素認証のキーとなっています。これを漏らさずに移行しないと、後々大変なことになります。

今回、個人的に鬼門だったのが、

One login
Google Authenticator

の移行です。

iPhoneの自動移行ツールで勝手に移行はしてくれないのは覚悟していましたが、

①旧機種側のAuthenticatorでQRコードを表示させ
②①を新機種のAuthenticatorで読んで認証

する必要があります。旧機種をさっさと下取りに出してしまうと、このうちの①ができなくなるため、注意が必要です。

私自身、iPhone5あたりからAuthenticatorは使い続けてきたはずなのですが、以前はこの作業をやった記憶がありません。どうしてたんでしょうかね…。

(2)デジタルウォレット(財布)機能の機種変更対応

近年、スマートフォンの用途の中でも、デジタルウォレット(財布)としての用途が激増しています。

・Apple Pay(Suica、ID等含む)
・銀行・証券会社アプリ
・楽天Pay、PayPay等QRコードアプリ
・MetaMaskアプリ

Apple PayはmiPhoneの自動移行プログラムにより、途中セキュリティコードを入力するだけでスムーズに移行できました。以前はSuicaの移し替えで苦労した記憶がありましたが、今回は作業は発生しませんでした。

銀行・証券会社はそれぞれ4つほどアプリを入れているところ、Monexアプリで認証エラーが発生。再起動等でも回復せず、アプリの入れ直しで正常化しました。

QRコードアプリでは、楽天Payのみ認証エラーが発生しました。こちらもアプリの入れ直しとログインのリトライで正常化しました。

一番緊張したのが、今回初めての機種変更移行体験となるMetaMask、いわゆる暗号通貨のウォレットの移行です。移行に失敗すると、貴重な財産である暗号通貨が取り出せなくなるリスクがあります(汗)。

てっきり「シークレットリカバリーフレーズ」を使って移行するのかと思い、事前準備の段階では、身構えて何度もメモを確認していましたが、実際にはアプリに設定していたパスワードの再入力のみで移行できてしまい、拍子抜けしました。

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