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レーシック体験談@品川近視クリニック(2019/10/21)

こんにちは。大島です。

昨日レーシックを受けてきたので、その体験記を記憶の新しいうちに記事にしておこうと思います。早速ビジネス系ではない記事で恐縮です…

※画像は記事の内容に全く関係ありません。強いて言えば恐怖感の強い内容なので、少しでも癒し効果を感じてもらえば程度です

なぜレーシックを受けようと思ったか?

前々から興味はあったんです。だってコンタクトって面倒じゃないですか。毎日つけたり外したり、旅行の時には洗浄液を用意したり、「コンタクト落として眼鏡も壊れたら詰むな」という謎の恐怖に駆られたり
ただコンタクト歴約20年とそれなりに長く付き合ってきたので、「今更怖い思いして高い金払って、かつリスクを負ってまで目を良くしなくてもいいかな」って思ってました。

しかし考えが変わったのが『子供ができた』というイベントです。

ある夜子供を寝かしつけているときにふと思ったんですよね。
「今地震きて眼鏡壊されて洗面所もつぶれたら、俺裸眼でこの子抱えて逃げなきゃいけないの?それ無理じゃね?」
私の視力は0.03とクソ雑魚でして、ピントが合うのが10cmぐらいの距離だったんですね。矯正無しではおちおち街も歩けないぐらいの視力です。そんな状況で、子供を抱えておそらく劣悪であろう道を乗り越えながら避難所までたどり着くのは無理だなって思ったんです。
ということでレーシックを受けようと決意しました

レーシックの情報少なすぎ問題

さて、続いてはどこでどのプランで受けようかと考える訳ですね。しかしここでぶち当たるのが、「レーシックの情報少なすぎ問題」です。もっと詳細に言うならば、『第三者の』情報少なすぎ、という感じです。
実際「どこで受けるか」というのはもはや選択肢はありませんでした。数年前まではレーシック専門の大きい眼科が品川近視クリニックを含め3つあったようなのですが、一つはレーシックをやめICL(眼内コンタクトレンズ)に切り替え、もう一つは病院自体が閉院となっていました。ですので、レーシック専門はもはや品川近視クリニック一択となっていたわけです。

となると気になるのは、「実際のところどうなのか」というリアルな体験談です。しかし「レーシック 体験談」とかで検索して出てくるのは、眼科の公式ブログか、おそらくアフィリエイトであろう、何をもとに点数を付けているのかわからないランキング記事、もしくはめちゃんこ恨みに満ちた失敗談のみ。いずれもバイアスのかかった記事だろうという邪推が働いてしまい、参考程度の情報しか得ることが出来ないでいました。
そこで非常に参考になったのがこちら。

これこれ。こういうの。こういう記事が欲しかったんですよ。実際に受けた人のリアルな体験談が欲しかったわけですね。いやー、本当に有難い。
この記事を読んで具体的なイメージを持ち、イケそうだなと判断したところで、改めて品川近視クリニックでレーシックを受けることを決めました。

実際どうだったの?

もうマジで上記のブログの通りでした。この記事を書いている今は手術を受けた翌日なわけですが、当日~翌日の流れはもうマジで大体この通り。検査から手術までの流れとか、術後の経過とか。当日は視界がぼやけてるけど、翌日目を開けるとめちゃ見えるようになっているとか。イメージとしては汚れたコンタクトレンズを裏返しにしてつけている感じ。翌日はまだ乾燥してゴロゴロするなーとか。汚れは取れたけど、裏返しにコンタクト付けてる感じ。ホントこの記事の通り。でも多分選んだプランの違いとかもう少し細かく書ける部分もあるなーと思ったので、その辺を補足的に書いていこうと思います。

総額いくらかかるの?

一番気になるのはここでしょう。私が払った金額は合計35万円(税込)でした。その内訳は下記のとおり。

アマリス750Zレーシック:32万円
紹介割:-5万円
当日割:-1万円
角膜強靭化:9万円
合計:35万円

プランは最初からアマリス750Zレーシックにしようと決めていました。ハローグレアを抑えるといった効果とか予算感が理由です。
しかし、あまり情報として載っていないのが『角膜強靭化』というやつです。上記のブログにも「謎のロジックで値下げしてくれました」としか書いていなかったですし、普通に公式サイトの情報を見ているだけでは中々出てこないものですし、自分なりの理解を少し詳しく書いていこうと思います。

地味に高額!角膜強靭化!

レーシックは角膜を削る手術ですので、削った後は当然薄くなります。すると、眼圧により角膜の形が変わりやすくなるため、また目が悪くなってしまうというリスクが存在します。
そこで必要となるのが『角膜強靭化』です。これにより角膜を眼圧に負けないよう強くして、視力の悪化を防ごうという訳です。

さて、ここで問題になるのが「どういう場合に角膜強靭化を受けなければいけないの?」ということです。角膜強靭化を受ける/受けないを決めるためのパラメータは2つあります。

・矯正の度数(どれだけ角膜を削るか)
・現在の角膜の厚み

結局は手術後角膜がどれだけ残るか?ということが角膜強靭化を必要とするかしないかの判断基準であり、それを導くためのパラメータが上記の2つという訳です。
矯正の度数は、-5.0~-10.0で推奨、-10.0~で必須となります。角膜の厚みは…すみません。忘れてしまいました。
私はと言うと、角膜の厚みは十分あったのですが、矯正の度数が-9.5だったので、ほぼ必須という診断をされました。まぁここは仕方ありません。高い金払ってまた目が悪くなったらやりきれないですからね。

ということで角膜強靭化が必須と診断されたわけですが、気になるお値段は何と29万円!レーシック単体よりたけぇじゃん!!おいおい予算オーバーだぜ!!!となるわけです。これだけの金額が追加で乗っかるなんて聞いてないですよね。だって公式サイトにもわかりやすく載ってないし。
ということで「予算オーバーです」と正直にお医者様にお伝えしたところ、

裏技があってね。これ生涯保障の金額なんだけど、君これだけ削ったら保証も何も再手術とか無理なわけ。だから保障外しちゃえば9万円になるよ。これでどう?」

と言われました。まぁ交渉テクニックとも捉えられなくもないですが、何より一生モノの目なので、「9万円だったら…」という思いで受けることにしました。
これが「角膜強靭化」というものの詳細です。

いざ手術!

こんなアレコレがあって手術にうつります。上記のブログではフラップを開けてからレーザー照射まで一度休んでいますが、私の場合はフラップを開ける→レーザー照射→角膜強靭化までが一気に実施されました。恐怖のせいで体感時間がめちゃくちゃ長く感じましたが、恐らく片目10分弱ぐらいだったかと思います。
顔の位置を定め、瞼を固定。吸引でマシンと目をくっつけ、フラップを作成。一度マシンから目を外し、水を目にかけながらフラップをめくり、再度マシンと目をくっつけレーザーを照射。この間焦げ臭い匂いがします(焼いてるんですねぇ…)。照射が終わったら、次は目薬を点眼してもらいながら1分ぐらい光を照射(角膜強靭化の処置です)。終わったらフラップを閉じて終了。
という感じです。「これ目を動かしたらヤバいんだろうな」という絶対に動いてはいけない恐怖と、そもそも目を焼かれている恐怖ですげぇ体に力が入りましたが、終わるとそこには『裸眼なのに見えている』という20年ぶりの感覚が!これには静かな感動を覚えました。疲れもすごかったですが。

手術が終わって今まで

手術後から今に至る過程は上述の通り、紹介したブログの内容とほぼ同じ経過をたどっています。ですので、少し目に違和感があっても「まぁ治るよね」という安心感をもっていることが出来ています。
今日一日の中でも朝と夜ではかなり状態も良くなってきている感覚があり、明日にはまた良くなっている期待も有ったりします。
ちなみに視力は0.03→2.0まで上がりました。「直後なので視力はもう少し低い所で落ち着くかも」とは言われていますが、十分です。

まとめ

そんなレーシック体験談でした。レーシックをやるにしてもやらないにしても、情報が少ないと決められないですよね。ということで、少しでも世の中に流通する情報を多くしたいという思いで記事を書きました。
個人的にはレーシックを受けてとてもよかったと思っています。私は普段からコンタクトは少し強めのものを使っていたので、視力2.0の世界は「過矯正」とはならない見え方です。いたって自然ですね。これだけ見えて、しかもこれからコンタクトの煩わしさから解放されるなんてめちゃ最高です

ということで、文字も3000文字を超えてしまいましたしこの辺で。何か聞きたいことなどあれば、こちらのTwitterアカウントまで気軽にDMとか送ってくれたらと思います。ではでは。

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