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マウスピースパッチとマウスピースの手入れ

マウスピースパッチ

マウスピースパッチ(以下パッチ)は上の歯がマウスピースに当たる部分に貼るシールのようなものです。
その目的は人により使う理由は違いますが、

・歯に伝わる振動を軽減したい
・歯が滑ることを防ぎたい
・マウスピースが擦り減ることを防ぎたい

ということが挙げられます。

パッチは沢山のメーカーから販売されており、厚さや素材が多種多様です。使用感は良いけど耐久性の低いものもあり、また値段も様々なので自分の好みに合うものを探す必要があります。

自分のパッチ遍歴を書きますと、実はここ数年(記録によると2014年9月)にはパッチをやめました。一番の理由は自分の脳に響く感じが違うから(骨伝導?)です。
2番目に、どうしても厚さが気になってしまう、という事がありました。ちなみに当時使っていたものは0.3mmの物でした。


しかし最近、ヤナギサワのマウスピースの名匠島田さんにある物をオススメされてまた使い始めています。

それがこちら。

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部屋の模様替えやキッチンなどの雰囲気を変えたい時に貼る活躍するカッティングシートです。
ホームセンターに10センチ単位で巻かれて売られているので、気軽に購入することが可能です。色も沢山あります。
しかもかなり安価です(パッチの何十分の1くらいの値段でしょうか、メーカーさんと小売店さんには嫌がられる記事かもしれません…)。
値段も安くて良いのですが、何より使用感がとても良いのです。

・薄い
厚手が苦手な人にはとても良い薄さです。
・滑らない
パッチは滑る(表面が硬い素材のものかな?)ものあります。
・耐久性がよい
破れても安いので毎回でも良いくらい気軽に交換できる。

マウスピースの減りもかなり軽減できると思いますし、安いのでまずは試してみてはいかがでしょうか。

マウスピースの手入れに関して

これもマウスピースの名匠・島田さんとお話ししてて上がった話題なのですが、マウスピースのお手入れに関して。
プロを含めかなり多くの方が、マウスピースにスワブを通す行為を見てきました。僕自身中学生で習い始めた頃から、スワブを通さないように習い、30年(1992年に始めたので30年ですか!)スワブを通していません。
やはり島田さんも同じ考えで、スワブを通すことによりマウスピースが減る、目に見えない小さな傷ができるので(特にメタルのマウスピースでメッキがけしているものは要注意)、
『水でささっと洗って軽く拭く』
というお手入れをお勧めしています。

島田さんは、人間の酸は強力だから、ちょっとついた目に見えないキズからメッキがだんだん侵食されてくるので、一番良いのは面倒だけど毎回使い終わったら水で流すこと、と仰っていました。

というわけで、

『スワブを通さず水洗いした後軽く拭く』

これでマウスピースが良い状態が保たれます。

マウスピースパッチとマウスピースのお手入れ方法でした。
是非試してみてください。

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