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「できないをゆるす」がSNS疲れを解消する

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「SNSとスマホという道具を、どのように使えば、人や社会を疲弊させずに豊かにできるんだろう?」そう考えた結果、私はひとつのキーワードにたどりつきました。

「できないをゆるす」

他者のように活躍できない自分をゆるす。悲しい出来事をすぐに解決できない自分をゆるす。自分の失言をゆるす。

他者のように活躍できずに悩む人をゆるす。悲しい出来事をすぐに解決できない人をゆるす。誰かの失言ゆるす。

例えば、「劣等感」は憧れであり、自分も相手のようになれると信じている証拠。「無力感」は他力のありがたみに気づかせてくれる。不用意な発言で誰かを傷つけても、相手が自分で立ち直るチカラを信じる。ちょっとモノの見方・捉え方を変えるだけで、世界がまったく違うものに見えてきます。

自分に対して「できないをゆるす」そして他者に対しても「できないをゆるす」そんな価値観に基づいて日々行動すれば、もっと生きやすい世の中になるのではないでしょうか。

私のビジネス領域であるウェブマーケティングの世界では、売上目標を達成するために、KPIを定め、広告費をかけ、広告単価を下げる努力をし、費用対効果の高い広告を磨いていく。PDCAを行い、目標達成のためにあらゆる手を尽くす。この行為はビジネスにおいて「当たり前」とされております。

しかし、今までは「人が消耗する生き物である」という視点や配慮が欠けていた。だからSNS疲れを引き起こしていた。そう気づいたのです。

「これから私ができることはなんだろうか?」

その問いに対する答えを出しました。

私が従事するウェブマーケティングの領域において「愛情と思いやりを持った情報発信」にこだわりつつ「目標達成」を実現する。

そんなまったく新しい概念のウェブマーケティングに挑戦します。

辛いことがあったら、共有して悲しみを半分にする。嬉しいことがあったら、共有して、喜びを倍増する。また、自分にできることは情報共有して分かち合い、自分にできないことは挑戦・成長を楽しみ、他力のありがたさを知る機会とする。ないものに欠乏感を感じるのではなく、あるものに感謝する。

こんな具合です。

私は立ち上げることにしました。名付けて

「人間力ウェブマーケティング」

です。

「人間力ウェブマーケティング」における「人間力」とは「聖人君子になること」「完璧な人間になること」ではありません。「人間力」とは「できないをゆるせるチカラ」と定義します。

「できない」事象に遭遇した際に、自分に対しても他者に対しても「責めるのではなくゆるす」ことから始める。

その上で、失敗の前にある挑戦にフォーカスする。未達経験から学べる成長にフォーカスする。欠点にではなく美点にフォーカスする。

そして感謝と希望に満ちた状態で、仲間と励まし合ってビジネスを進める。不快感のない世界で健全にビジネス活動を進めることは可能なはずです。

もし、自他に対して「できないをゆるす」ことができれば「SNS疲れ」はなくなり「SNS癒し」の好循環サイクルが生まれ、おもいやりをベースにした豊かな社会が実現するのではないでしょうか。

つづく

コンサル市場の10分の1くらいの価格で情報提供しているのは「コンサル業界をユニクロ化(低価格・高品質)したい」と考えいるからです。価格以上の価値を感じたり、応援したいお気持ちがあれば、おひねりお願いします。ありがたく頂戴してめっちゃ喜びます。