ウェビナー参加レポート『アジャイル開発とスクラム』第2版出版記念 オンライン・ネイティブな開発の現場

はじめに

こちらに参加しました。

毎回、ためになるwebinar。今回はアジャイル開発とスクラム第2版の話。

ちょっと関係している本

この本と実は関連付いているのが、小学校4年生の教科書に掲載されているこの本。
「動いて、考えて、また動く」

そういえば子どもの頃、「よく考えてから行動しなさい」といつもいつも言われていたな。と思い出しました。

はい、今でも私考えてから動くの苦手です。。

なぜ、関連付いているか。題名そのものに秘密があるそうです。
普段目にする何気ない言葉や景色がアジャイルに結び付くこと、ありますよね?
こういった発見の共有はすごく面白くて、聞いて話しているだけでワクワクします。

メタファー

もう一つスクラムを捉えるメタファー。
アジャイルはアンブレラに例えられることが多いですが、私はハンバーガーのSUBWAYに例えたりします。
初回の古オーダーは美味しくない・・。でもちょっと変えながら繰り返しオーダー重ねると、
だんだん美味しくなってくる。みたいな。
スクラムも、あぁなるほどってしっくりくる表現があります。
今回もそんな表現が随所にあって、あぁなるほどの発見が多かったです。
一方で、メタファーで捉えることが得意では無い人も意外と多いと感じます。
正確な言葉(文字)で表現されていて論理的に納得したいという考え方も良く分かります。
と言いながら私はメタファー派というよりある意味適当です。文字で表し切るのは長文になり、
特に気持ちは文字で表し切るのは絶対に無理と思ってしまいます。
私の周りにはメタファーでうまく伝わらないケースが多く、課題です。
この層を取り込むことが内部へアジャイルを普及させる重要なファクターだと思っています。
アジャイルコーチはメタファーうまいですね。ぜひトライしてフィードバック重ねて上達していきたいです。

Webinarの内容

webinarの内容は本の構成と推しポイント、そして野中先生の思想。
RSGT2021で平鍋さんが講演されていた野中先生の話、クロージングノートでの野中先生の話に繋がり、
ここは書ききれません(文字だけで表すのは無理です)
SECIモデルのところだけで30分話せる。わかります。
期間限定で動画公開されていますので、ぜひご覧ください。
それでも1点だけ震えた話は、第3の知。「実践知」私にとっては言葉だけでも充分でした。
この話を聞いて思ったのがデービット・コルグの学習成長モデルが思い浮かびました。

後半のパート~事例紹介~

後半のパートは本に掲載されている橋本さんの事例の中の一つから、その後の話を聞くことができました。
現場の生の話はストレートに刺さってきました。
ロールのローテーション、朝会のアジェンダ、メンバー組み合わせ、サンキューカード、巻物などなど
全てのプラクティスは独自にカスタマイズしフィットしていて、チームを創る1つ1つのパーツを見せてもらっているようでした。
このアイデアときっかけをもらうことで、自分の現場に適用してみるイメージが浮かびました。
きっとそのままでもカスタマイズしてもうまくはまらないで、きっと自チームの進化に合わせて寄り添っていくのだろうな。
とニヤニヤしながら聞いていました。と同時に、
こういう企みがみんなでできるようになれば良いなと強く思いました。
内部でも顧客でもシームレスになっていく、その壁が無くなるまで何をするかがやっぱり重要で、
「動いて、考えて、また動いて」まさにこれです。
とても良いwebinarでした。また次回期待しております。a

さいごに

社内のアジャイル推進者としてやりたいことがいっぱいあります。

自分だけで推し進めても、なかなか刺さらない。角度を変えてるつもりでも、皆の欲しいものを届けられていない気がしています。

アジャイルチャンネル(アジャイル、スクラムの開設プチ動画)、スクラムガイド読み解き、web記事集、今回のようなwebinar紹介、資格試験の紹介や対策、社員の合格体験記集め、そして内部向けwebinar、ワークショップいろいろやっています。コアな方からは応援戴いていますが、全体からすると1%。あと99%に触れてもらいたいと思いながら、ペルソナ設定の難しさや内容にいつも悩みながら実行しています。

今回のような素晴らしい講演を社内に持ち込みたい。必ず実現させようと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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