1on1カンファレンス登壇・参加レポート
はじめに
組織内やチームで多くの1on1を経験し、
社会に出た約20年前から人と向き合い、人にに重きを置いた仕事をしてきました。
そんなときこのカンファレンスが開催されることを知り、
是非お話しをさせていただきたいと思い応募しました。
コンテンツ
総合的なバランスが重視されており、また自分の強い分野を活かした発表にしたいと思い、
当初からワークショップ的な要素を入れたいと構想がありました。
産業カウンセラーの資格を取得した後は、より専門的にキャリア育成、1on1に取り組んでいて、
どこを一番伝えたいかを考えたときに、私が常に心掛け、常に気付きがある自己一致についてお話ししようと決めました。
スタッフ力
今回感じたのはスタッフの強力なサポート。
どんなカンファレンスになるかは、参加者、スタッフ、登壇者の要素があると思います。
オンライン、オフラインの運営経験を豊富にお持ちで技術力もあるスタッフみなさまのサポートは、
カンファレンス開催前から成功を約束するのに充分で、
音声・映像配信周り、コンテンツの相談、きめ細かな案内と当日の運営まで近くで見させて頂いて感じたことは、
感謝と感動以外の何ものでもありません。
もし、スタッフ経験をしてみたい、興味があるという方がいらっしゃったら、是非このスタッフがいるカンファレンスに。
中身と伝えたかったこと
1on1は誰のため?何のため?
私の周りに聞いたところ、予想通り?か様々な答えが返ってきました。
それは、各々が考える最適が複数あるということを表していました。
ここに自己理解を重ねたらどうなるか、ここを訴えかけてみたいと思います。
カウンセラーってどんな人?
相談者に寄り添う。一緒に止まったり、横で歩いたり、後ろから見守ったり。
あまりやらないのは、前でリードしたり、私事的、否定的なふるまいをすること。
釣りが上手くなりたいと思う人に対して
釣りを教える
釣ってみせる
横で話を聴く
どのアプローチもそれぞれの目的があり、向き不向き、やり方があります。
カウンセラーは「釣りが上手くなる」ことを目的としません。
上手くなりたい「欲求・気持ち」に応えます。
決めるのは相談者、上手くなるために何か必要なら情報提供する。
もし景色が綺麗だから写真を撮ってみたい。とか相談者が自ら進んでみたくなれば良い。
ちょっと不思議な関わり方かもしれません。
流れとテクニック
カウンセリングの流れを、私はそのまま1on1の流れに用いています。
テクニック
ここは参加者みなさまが全く知識が無い方はいない想定(ご興味がある)でした。
書籍などに書いてあるかもしれませんが、テクニックを用いるから上手くできるのでは無いということで、それをお話ししました。
場面設定:話せる安全な場所を作ります。
ラポール:重要な人と話すとき自然とできているのでは。
傾聴:尊敬する人の話を聴く時に自然とできているのでは?
OARS:意見の無い質問や、他人事として話している人に気付きのきっかけを。
受容・共感:出来事、考え、感情プラス自己一致。
コミュニケーション:出来事、考え、感情をお互いに交換することと捉えます。
自己理解
why-what-howto
出典
実践(1on1体験ワークショップ)
初見の方々への一発勝負なので、説明・練習に時間を丁寧に作りました。
結構慣れている方にとっては早くやろうぜ。だったかも。
リアルな相談です。
みなさんもリアルに受け止めて戴いたと感じました。
相手のためだけではなく自身の感情と反応に着目して戴きたいというねらいはありました。
予想以上に反応があり、まあ嬉しいこと限りないです。
こちらは伝わっているか心配で仕方ないので、そのまま相手(みなさん)に、
私は大丈夫か?あなたはそう感じないか?
どうすれば良いのか?
といったことを伝えました。
まとめとして
コミュニケーションの上達は自分自身を知ることと、
現代カウンセリングの創始者カール・ろふぁーすが言っていることを1on1にバインドし、
考えの一つに取り入れてみてはいかがでしょうかという、しめくくりにしました。
まなみんさんブログ
KANEさんブログ
キャリコんサロン
おわりに
基調講演から始まり、色々な立場のみなさまがそれぞれの見地から、切り取られるお話は、
とても新鮮で同時に、深く考えさせられるものでした。
カウンセリングと1on1の違い
「わかる」って何か
ストレスの扱い
一貫性と人事戦略
休憩時間の掛け合いトーク
ask the speakerの間合い
いやぁーインプットが多すぎて…さっそく明日から小さく実践していこう!
最後まで読んで戴きありがとうございました。
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