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AgilePBL祭り2020参加しました

[はじめに]
 私はSIerのBtoBプロジェクトチームをスクラムチームに変えるのと、CSRでの小学生プログラミング教室で毎回スクラム実践をする中で、
 チームが醸成される過程や、メンバーの学びには、多くの共通点があることに気付きました。
 そして、初等教育を取り巻く環境はSTEM、GIGAスクール構想、SDGs、など刻々と変わろうとしています。
 VUCAな時代と言われる現代に合った、正解の無い知を教える教育とはどんなことなのか、それを私に教えてくれるのは小学生たちです。
 彼女・彼らがたった1時間半で成し遂げる素晴らしい成長を目の当たりにすると、毎回私は感動を覚えると同時に深い学びをもらっています。
[きっかけ]
 Education Scrum Guideの存在や、Project Based LearningがILPなど新入社員教育で用いられているのは認知していましたが、
 それが日本の大学の現場で用いられており、しかもアジャイルやスクラムフレームで実施されていることを知ったのはenPiTの記事を見たのがきっかけで、
 そんな折、今回のAgilePBL祭り2020が開催されると知り、是非参加したいと思いました。
 当日ボランティアスタッフという形で参加させて頂くことになりました。
 渡辺先生や永瀬さんの記事を読んで、運営側の思いにも触れて、
 ますます楽しみになります。

[準備~開始]
 運営の皆さん始め、周りのボランティアスタッフ皆さん、会場のDMM.comさん、百戦錬磨の方々で準備は一瞬でした。
 徐々に学生が集まり始めて、皆大きな荷物を抱えて大変だったのか慣れているのか。
 実は私は発表以外の時間のほとんどを学生ブースで過ごして学生の皆さんと話し込んでいました。
 (おいおい、ボランティアだろ、と・・。さしてお力になることができず)
[発表を聞いて感じたこと]
・どのチームも成果が上手にまとめられていて、素晴らしかった。
・特に課題のディスカバリーからデザイン、デリバーまで全チーム完遂していて驚いた。
・チームにより推しポイントが違い、コンテンツなのかプロセスなのか分かれたのが興味深い。
・しっかりスクラムイベントを回して成長を感じながら開発していたのが伝わった。

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[学生ブースにて]
 聞いたこと
 ・良かったことと良くなかったこと
 ・うまく行ったところ行かなかったところ
 ・スプリント重ねてどのあたりから進歩を実感できたか
 ・転換点ときっかけ
 ・次また別メンバーでもやりたいか、それはなぜか
 ・何かを決定した時の判断要素は、別の可能性はあったのか無かったのか
 聞かれたこと
 ・PJTでスクラムでやることはあるのか
 ・どのくらいの割合でWFとアジャイルPJTはあるのか
 ・チームはどうやって回していくのが良いのか
 話したこと
 ・チーム作り始めから成熟するまでの経験(PJT、小学生)
 ・エンタープライズでのアジャイル導入の悩み
 ・成長が実感できていて素晴らしい
 話してくれた話
 ・自分が分からないことが分からないとヘルプがもらえない。
  何が分からないかをハッキリさせたら、うまく行った。
 ・チームが仲良くなってくると優先するタスクが一致してきて、無駄が無くなる。
 ・物理的制約があるとダラダラやることができないので、逆に良い。
 ・スクラムの考え方は普段でも役立つことがあるので、職種問わず適用できそう。
 感じたこと
 ・不確実性を持って話しても受け入れられたのが、嬉しくて、同時にびっくりした。
   うちのガチWFピープルには難しすぎて
 ・全てを言葉だけで表現するのは無理なのを理解していて話しやすい
   (お互い共感を持てる、もらえる意見が多かった。メタファーでも進めるなと)
 ・でも大人アドバイスは不要
   (答えを求められがちだった。私も答えを予め期待・想定した質問をしていた時もあった)
 ・正しさを証明する説明受けると、つい別の方法探してみたくなってしまう
   (今の正解は彼女・彼ら自身が一番分かるし、その先の正解は彼らにしか分からない)
 ・私の悩みを持ち込んでも解決してくれない
   (上記と同じで、自分たちが決めなきゃと)
 ・とは言え、同じ目線での新しい視点は必要
   何度か他の参加者の方が話しているのを横でお話しを聞いた。
   皆さん、学生側が話すと聞きたく(質問)なり、聞かれると答えたくなるのをどうしているか。
   Servantして支援の言葉が多く聞かれた。

[社会人との話]
 各社が取り組んでいる採用やアジャイルの情報交換
  戦略と実際の悩み
 皆さんが思うイベント参加へのメリット
  皆プラスだから集まる訳で
 そして著名コーチ陣の振る舞い
  場そのものが、もうアジャイル

[次回を考えたとき]
 第一回目からこんなに学びの多い素晴らしいイベントとなり、
 当然続いて欲しい、参加していきたいです。
 同時に継続運営の難しさも垣間見え、誰もがwin-winにならない現実もあることに気づきました。
 a.学生が自分たちの課題を解決しただけではビジネスにならないという、大人サイド
 b.大人が自分たちの課題を認識できないのにビジネスはできないという、学生サイド
 どちらも事実だと感じます。
 この状態をどうするか。
 対立構造で捉えず、誰もが幸せになる選択は無いのでしょうか。
 私は八方美人として、どちらにも、うんそうだねと言うのは簡単です。
 一方、どちらにも相手のことを考えて欲しいと言っても溝は深まると。
 すぐにできる一歩を考えた時に、自分の手の届く範囲に、
 この素晴らしい取り組みを伝えることだと考えました。
 理解を示してくれるビジネスパーソンも、そうでない人もいると思います。
 誤解の無いように慎重に伝えていこうと思います。

#agilepbl #アジャイル

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