日本三論思想史の流れ?

日本三論思想史みたいな本が無いので、正直五里霧中なんですが❗️
ここ何年か調べて、こんな感じか❓と思うのを整理してみた(〜平安末)

1.吉蔵は著作が膨大!
『大乗玄論』でテーマごとに整理されているのでこれを手がかりに理解されている

2.奈良時代の研究の成果が玄叡『大乗三論大義鈔』で見られる、方言など日本独自のテーマが増えている

3.慧遠『大乗義章』の影響
百科辞典的な著作で、公的な論議のテーマにもよく取り上げられる。日本三論でも盛んに研究され、八識説や仏身説など、吉蔵が重視していなかったテーマも研究される

4.空海、真言宗の影響
聖宝創建の東南院・醍醐寺が三論宗の中心になることで、真言宗との兼学が進む。法身説法や一念成覚など、吉蔵が重視していなかったテーマも研究される

5.浄土信仰の影響
平安時代盛んになる浄土信仰の影響を受ける、永観や珍海が著作を残す

6.平安時代末にも研究の集大成的な著作が珍海『三論玄疏文義要』など書かれる

7.平氏の南都焼討で大打撃

本当言うと、比叡山の天台とか、興福寺の法相宗の影響もあるんじゃないの?とか、考えるけど、知識が無くてわかりません〜
詳しい方が居られたら、ご教示お待ちしております!

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