クローン病の記録3「小腸を死守せよ」

どうも、たくろーどんです。
緊急入院してから約1ヶ月がたとうとしています。
今は大学病院を退院し、別の病院に通院しています。
のろのろと進んでいるのか、いないのか、わからない今日この頃です。

長い検査

とにかく検査が長いです。検査の種類も多いです。
検査機器の使用できるスケジュールや体調も考慮して、のろのろと検査が進んでいきました。

11月から12月にかけて受けた検査は、下記の通りです。
※名称は間違っているかもしれません。

CT検査(大腸)     ••• クローン病の病変は消化器官全般にある可能性
エコー検査
血液検査(10回くらい) ••• 炎症度合い(CRP)などを調べるために
尿検査
検便            ••• 感染性かどおうかを調べるために 
大腸内視鏡      ••• クローン病の病変は消化器官全般にある可能性
胃カメラ       ••• クローン病の病変は消化器官全般にある可能性
CT検査(小腸)     ••• クローン病の病変は消化器官全般にある可能性

こうみるととても多いですね。
クローン病は消化器官全般(口から肛門まで)に病変が発生する可能性があるので、小腸、大腸、胃などを調べます。

どこまで病変があるんだろうという、ドキドキハラハラ感いっぱいでこの1ヶ月を過ごしました。

つい最近受けたCT検査(小腸)の結果、小腸に病変は今のところみられない、とのことでした。

小腸を死守!

これは本当に嬉しい限りです。
小腸は大腸よりも細いので、狭窄(腸が狭まる)や癒着(小腸同士がくっつく)といった恐ろしいことが起きやすいのです。そうなってしまったら、手術しか方法は無くなります。
なので、

小腸を死守!

は個人的に嬉しいことです。
ただし、詳しい状況は小腸に内視鏡を通してみてみないとわかりませんし、今後悪くならないとも限りません。
なので、

(いまのところ)小腸を死守!

といった条件付きですね。
これ以上悪くならないように、守り抜きたいと思います。
小腸と大腸の境目近辺に病変があることは、大腸内視鏡でわかっているので...。

コーヒーフレーバー+エレンタール=?

結論から述べると、エレンタールのコーヒーフレーバーを混ぜたものはとても飲めたものではないですね。
そもそも甘いコーヒーなのにもかかわらず、後味がエレンタールの独特な甘さ...最悪な体験としか言いようがありません。
薬局で1箱もらいましたが、お蔵入りです。

バリウム(造影剤) vs ニフレック(液体の下剤)

小腸のCT検査時に初めてバリウムを飲みました。
バリウムを医者の方から手渡された時、

医者「(バリウムは)美味しくないかもしれないから頑張って(飲んで)」
僕「はい...(これも美味しくないのか)」
              ごくっ(思い切って飲む)
僕「(匂いのない、ただの少し気持ち悪い甘い液体やん)」

と思いました。
つまり、バリウム(造影剤) > ニフレック(液体の下剤)でバリウムの方が美味しい液体の下剤を飲んだことがあるなら恐るるに足りず

今後の治療

年内にもう一度受診し、その時にバイオ製剤(素晴らしい投薬治療)を使うかどうか伝えられます。素晴らしい治療薬ですが、もちろんデメリットもあります。

検査から治療方針の決定まで気長です。

とりあえず炎症度合い(CRP)は正常値に戻ったらしく、固形食が解禁されました...!

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