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【ちっちゃいノート】 「毎朝鏡を見るように」 4年 渡邊啓太

 先日、感染予防の為手洗いをしていたところ、
泡のついた手で目の前に飛んできた虫を叩き、顔ごとキレイキレイになった4年 渡邊啓太です。


早いもので引退が近づいてきました。


自分の思考を発信する機会というのは中々ないので、この企画を組んでくれた龍磨にはとても感謝しています。ありがとう!


さて、本題に入ります。

人は弱いものです。どうしても何か壁にぶつかったり、嫌なことがあると人のせいや環境のせいにしてしまいます。


毎朝鏡で自分を見ているはずが、逆境に立たされると自ら鏡を前に置こうとせず、鏡を反対にひっくり返します。


1年生の頃、Cチームに所属していた私は練習時間ギリギリに来る先輩や人任せにしている先輩に対してこんな不満を持っていました。


「なんで大学まできてそんな呑気にプレーしているんだろう?」

「こんな環境では自分は上手くなるはずがない」


夢とか目標は大体高いところにあり、そこに行くための手段はジャンプしても、ハシゴを登っても、飛行機を使っても良いはずです。


1年生の頃の私は、正に鏡を反対にひっくり返し、自分と向き合わないためジャンプしか手段を知りませんでした。


その時に鏡を自分の前に置けていたら、きっと行動は陰口や文句ではなく、


「自分ではまだ影響力がないから、キャプテンに自分の意思を伝えてみよう」

「この甘い環境の中で自分が1番でないと上に行ったとしても通用しないからどの部分でも1番を目指そう」

「上のチームの同じポジションの選手に何を意識してプレーをしているか聞こう」


こんな行動になっていたと思います。
それはもしかしたらハシゴや飛行機だったかもしれません。


もっと早く気づいて逆境の時に鏡を自分の方向に向けられていたらと後悔した時期もありますが、変えられるのは自分の未来だけなので切り替えることにしました。


あ、今
多くの人から「啓太文章長いよ」と批判の声が聞こえてきましたが気にせず続けます。


『原因自分論』
全ての原因は自分である。
渡邊啓太の軸の一つに、この言葉があります。


上記で、変えられるのは自分の未来だけと書きましたが、人を変えたり動かすのは本当に難しい。


だからこそやはり自分の前に鏡を置く作業がとても大切で、それをサポートしてくれるのが原因自分論です。


どんなに人を責めたくても、悔しくても、恥ずかしくてもそこで終わってしまったら未来の自分は変わりません。


自分にベクトルを向けて原因を考えてみる。

なんであの時自分はこうなったんだろう?
こうしとけば良かったかも
よし、次はそれを実践しよう

この繰り返しで自分の未来はより良い方向に変わっていくんだと思います。


これからも自分の理想の未来のために、自分を写して見ることにします。


毎朝鏡を見るように。

最後に
拓殖大学サッカー部では、本当に多くのことを学ばせてもらいました。引退まで残り少ないですが、後輩や部に何か残せるように最後まで精進します。

また、このブログを読んでくれた方でもし感想などを聞かせてくれたらとても嬉しいです。


次回はサッカー部の副キャプテン吉田康平選手です。
普段抜群の笑いのセンスとシュートセンスで多くの人を魅了する彼ですが、一方で大人な一面もあり人として尊敬できる同期の1人です。

彼の「ちっちゃいノート」楽しみですね。
それでは、ありがとうございました!


VIVAIO船橋SC(八栄小学校)→VIVAIO船橋SC(船橋中学校)→ジェフユナイテッド市原・千葉U18(千葉経済大学附属高校)→拓殖大学

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