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小鉢の中身が思い出せない

私にはいくつか日課にしていることがあって、その一つが日記だ。

スマホで日記をつけており、先日スマホを変えた際も引き継ぎができるようにわざわざ今まで使ってた日記アプリを探してきて(Playストアでの取り扱いが終わっていたのでWebからダウンロードしてきた)今も使い続けている。

いつから日記をつけているのだろうと辿ってみると2018年9月24日が一番古い日記だった。かれこれ1年半は続いていることになる。
日記をつけていると人に言うと結構驚かれる。それほど毎日何かをするというのは億劫な動作なのだろう。ただ、私に限って言えばそういう生活に慣れてしまったので、むしろ日記をつけずに寝るほうが気持ち悪く感じるくらいなのだが。

私は日記に書く事柄を決めている。
起床時間、朝昼晩の食事の内容、就寝時間、体調、一日にあったこと
こんな感じだ。

例えば5月16日の日記はこんな感じ。

起床 7:30
朝  パン、味噌汁
昼  豚丼、スープ
夜  ごはん、麻婆豆腐、小鉢、味噌汁
就寝 22:30
体調 ふつう
朝からバイト。ボタン押し間違えたり散々だったが、わりと忙しく過ぎる。
生協に頼んだ教科書が欠品でキレる。やけ酒。

我ながら健康的な生活だ。朝早く起きて朝昼晩はちゃんと食べて夜は早く寝る。
さて、問題は夕食の内容だ。ごはんに麻婆豆腐に味噌汁、そして書いてないがフルーツも出てきた。バランスのとれた食事だ。いつも用意してくれる母には感謝しなければならない。ただ、”小鉢”とは何か。これだけ具体的なメニューではない。

そう、小鉢の内容が思い出せないのだ。

私の家では準備が整えば18時ごろに夕食になる。そして私が日記を書くのは寝る前の22時くらい。この4時間の間に小鉢の中身を忘れてしまうのだ。

小鉢の中身は副菜で、大体は野菜を使ったメニューが入る。覚えているメニューとしては、サラダ、切り干し大根、焼きなす、漬物、ほうれん草のおひたし、アボガドとポテトの和え物、冷奴、きんぴらごぼう、などなど

小鉢に入ってそうなメニューは思いつくのに、では実際何を食べたかと聞かれると思い出せないのだ。弱冠22歳にして物忘れデビューだ。

小鉢の中身は生活の中でそれほど重要ではない。その日どこに行って何を思ったかの方が大事だ。でも思い出せないとなると話は別で腹が立ってくるもので、小鉢の内容が思い出せなかった日の翌日は覚えていようと思って夕食の内容を注意して見ておく。だからその日は小鉢に内容が書ける。だが翌日になってみるとまた忘れてる。最近こんなことを繰り返してる。

老人になったらもっと大事なことすらもこうやって思い出せなくなるんだろうなと思うと悲しいが、そんな時に思い出すために日記はつけ続けたいところだ。

日頃どんなことがあったのかを書き綴っておくのは健康管理としても、備忘録しても悪くない。
皆さんも夕飯の内容を忘れてしまう前に日記を書いてみるのはどうだろうか?何か自分なりの気づきがあるかもしれない。

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