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大学受験のインテリズム―英語 文法基礎編―

こんにちは。takuです。

大学受験のインテリズム、今回は英語の文法についてお話します。

今回は基礎の基礎である構文記号、文型、列挙・接続詞を説明します。これを理解すればあらゆるものに対応するための土台が形成されると思います。

それでは早速見ていきましょう。

※やる意味あんの?って方は先に「終わりに」をご覧ください。

構文記号

文章を構成するSVOCM。これらの記号は構文記号とも言われます。

まずはV。VはVerb、動詞です。どんな文章でもどんな話でも必ず状態や動作のことを示す動詞を使います。どんな言い方であれ、必ず「~だ」「~する」が含まれた内容になっているはずです。

次にS。SはSubject、主語です。動詞Vの動作主体で、「~は」と主に訳すと思います。これは省略せずに書かなければなりません。日本語とはここが違います。余談ですがイタリア語も実は省略することがあります。

次にO。OはObjectで目的語です。動詞Vの目的・目標となる対象のことで、これを必要とする動詞は他動詞、必要としない動詞は自動詞と区別されます。これはおそらく日本語の文法と同じです。

日本語で言うと「~を」、「~に対して」と訳しますが、前者は直接目的語、後者は間接目的語と区別します。

CはComplement、補語です。SかOを叙述するものです。叙述というのは、描写や説明という解釈で大丈夫です。要するに(S or O) = Cの関係になります。

最後にM。Modifierで修飾語です。修飾語は何かしらを修飾するものですがその何かしらを辿ると最終的にSVOCのいずれかに向かうので文型を分けるのに影響しません。これについて詳しく調べなくても差し支えはありません。

より厳密に説明しようとすると文法学の世界に入ります。なお、英語の勉強において理解を進めるうえではこのくらいの説明で十分かなと思います。

5文型

英語の文章は必ず5つのタイプに分類することが可能です。

1. SV
2. SVC
3. SVO
4. SVOO
5. SVOC

第1文型はSVです。例文は I go to Italy. です。"I"がS、"go"がV、"to Italy."は"go"についての行き先を示すMです。

Mについては繰り返し申し上げますが文型には影響しないので上の記号には省略されます。なので、残るSVという構造になっています。

なお、この例文のように第一文型はMを入れることが多いです。というのも簡単で、SとVだけでは情報が少なすぎるからです。

第2文型はSVCです。例文は I am happy. 。"I"がS、"am"がV、"happy"がCです。S=Cという構造になっており、動詞Vも=になるような動詞になります。

第3文型はSVOです。例文はI love you.。"I"がS、"love"がV、"you"がOです。SがOに対して何かするという構造で、Vは他動詞です。

第4文型はSVOOです。例文はI give you a present.。"I"がS、"give"がV、"you"と"a present"がOです。SがOにOをVするという構造で、特に何かを与えるという表現で使われることが多いです。

第5文型はSVOCです。例文はI want you to go there. "I"がS、"want"がV、"you"がO、"to go"がC、"there"はMです。

少し難しいですが、SとV、OとCがそれぞれ主述関係(主語と述語の関係)になっています。

と言いますのは、OCを一つの文にすると、you go thereとなりますが、これは上の第一文型の形をとっている、すなわちちゃんとした文章として成立しています。日本語にすれば「あなたがそこに行く」ということです。

それについてSVしている、つまり I want、「私が欲している」ということになるという構造です。以上をまとめると例文は、「私はあなたにそこに行ってもらいたい」という意味になります。

このように第5文型は主述関係を持つ二つの文章をまとめるような性質を持っております。なのでその性質を持ちうる意味をもつ動詞が第5文型になります。

一番メジャーな例は使役動詞でしょう。「~に~させる」という意味の動詞で、have,let,makeがこれにあたります。なお使役動詞はCが原型不定詞になることにも注意です。これはまた別の所でお話します。

文章は以上の5つの文型のどれかに必ず分かれます。これは基本中の基本なので覚えるのは当たり前です。知らない人はすぐに覚えられるので覚えましょう。

列挙・接続詞

詳しい話は次回説明しますが、ざっくりとだけお話します。

列挙

英語の文章には度々数字が出てきます。というのも、何かしらのデータの数字が出てくるわけではありません。

私のnoteの投稿でも度々使うことがあるのでそれも参照していただきたいのですが、「~は3つあります。1つ目は、~。2つ目は、~。3つ目は~。」という話し方。これは分かりやすく話すための常套文句として頻繁に使われます。

逆に言えば、これを使えば誰でも簡単に明確かつ簡潔で分かりやすい文章を作ることが可能です。もちろん、これは小論文でも使えます。

特に英語においては、字数制限がある中で列挙、助数詞をトッピングすれば語数稼ぎが可能で、余裕を持って作文をするのにはうってつけです。よく覚えておきましょう。

接続詞

これも列挙と同じように文脈を分かりやすくする、字数稼ぎという素晴らしい利点があります。

接続詞とは何かと何かをつなげる品詞の事です。日本語に例えるならば「だから」とか「しかし」にあたります。ただ、これだけではなくて○○と××の「と」も入ります。

接続詞について詳しく説明するとメチャクチャ長くなるので次回に回しますが、接続詞についてよく知っておかないと英作文の時に大変なことになります

本当に大変なことになるので、メチャクチャ注意して勉強しましょう。絶対に差がつきます。

終わりに

いかがでしょうか。

以上に書いたことは絶対に覚えましょう。これを理解して覚えるかどうかで本当に差がつきます。これはマジです。

なぜかというと、これを覚えるのはかなり面倒なので適当にやってしまう人が多いからです。しかし、ここは本当にしっかり理解して覚えないと今後の勉強に支障をきたします。実際に文章が分からない時、英文の書き方、文法構造が迷った時に間違いなく上の知識を踏まえて考えるに決まってます。

いや、テストには出ないでしょその知識、と思う方。いやいや、あなた英語の成績良いんですか??

英語が満足にできる人はどうぞ自分の思うままにやっていただければと思います。だってその方がその人にとってプラスだと思うし。

だけど英語が苦手なのに、こんなのやってて意味ないと言うのはお門違いも良いところです。良いからやんなさい。

ってか、間違いなくその知識を聞くのが目的で問題を出しているんですよ。大学受験が終わって思えば、どの問題にもちゃんと出題意図があるしそこを読み取ってしまえば瞬殺でしょうね。

というわけで、基礎はしっかりと押さえましょう。

【練習】
①S,V,O,C,M。それぞれの構文記号の意味を答えなさい。
②5文型を全て答えなさい。


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