大学受験のインテリズム―世界史 総論編―

こんにちは。takuです。

大学受験のインテリズム、今回は世界史についてです。

世界史、といっても歴史の出来事を説明したりというような学校の授業でやる話ではなく、歴史という科目をどのように見ていくか、歴史が現在にどのように影響しているかについて全体的なお話をしていきます。

ざっくりと抽象的に説明をしておりますが、ポイントは非常に明確です。是非ご覧ください。

それでは見ていきましょう!

歴史、縦から見るか横から見るか

歴史は過去の出来事について知る学問ですが、普通に面白いですよね。学ぶ意味を問うまでもありません。

だってそうでしょう?あなたの趣味について、過去どのような経緯があって発展してきたか興味を持ちませんか?逆に興味を持つことが趣味と言える条件かもしれません。

例えばゲーム。ゲームの歴史は1980年代までさかのぼることができます。マリオのグラフィックの歴史、ゲーム機自体の歴史。これらはyoutubeでも取り上げられており、非常に興味深いものだと思います。

このような身の回りのものでも過去にどのような出来事があったのかを探ることを歴史と言っても良いでしょう。結局過去の出来事を調べるわけですから現在に影響を及ぼすことは当然と言っても過言ではありません。

またこのような、何か一つのトピックにフォーカスを当てて歴史を紐解くという意味では、縦の視点での歴史と言えるでしょう。

縦の視点があれば横の視点もあります。すなわちある時代においてそれぞれの地域で何が起きていて、どんな交流があったのかということです。

特に世界史の分野でも、縦の視点と横の視点を捉えることがポイントになります。

ある世界的に話題になるテーマについての歴史を分析することでどのようにして現在に至るかを知ることが出来る意味で縦の視点は重要ですし、また横の視点は世界全体を俯瞰して見ることになるので現在の国際社会と過去の国際社会を比較することになり非常に重要です。

歴史から現在を学ぶ、歴史を現在に活かす

繰り返しますが、歴史は過去の出来事を知る学問です。そして必ずその果てには現在があります。

現代社会の情勢については様々なニュースが流されることで私たちは情報を入手していますが、それだけではなく過去と現在を比較することで、現在を知ることも可能です。

現代に近い近代頃の社会システムが現代にも活用されていることはよくあることです。だって産業革命の技術がそうでしょう?あの時点で今の技術につながる礎が出来上がることになります。

それだけではありません。よく話題に上がる宗教の起源は古代にあります。世界宗教として知られるキリスト教は昔は新興宗教でした。

歴史は今とつながっています。なので歴史から現在を知ることもできるし、歴史を踏まえて今何をすべきなのか、将来何に活かすべきかを考えることもできるのです。

昔と今という時代の流れを掴むことは歴史を勉強するうえで重大なポイントです。

世界史から世界を分析する

大学受験における歴史は日本史と世界史の二つに分かれます。

その中で世界史は、世界全体の出来事を国・地域ごとの小さなスケールから世界全体の大きなスケールまでの全ての視点で分析する科目です。

このスケール観は非常に重要です。というのも、同じようなスケールで現在も世界が動き、同じトピックの問題を現在においても取り組まれているからです。

近頃コロナウイルスが流行して大変なことになっておりますが、過去の時代にも同じようなことがたびたび起こってきました。1910年代ではスペインかぜ、もっと前の時代には黒死病という病気によって多くの死者が出ております。

過去の類似する出来事について、人々はどう立ち回ったのかを知ることで、現在の状況に対してどのように立ち回るのが良いのかを考えるヒントになります。そこが世界史の大きな意味の一つです。

終わりに

非常にあっさりとした説明となってしまいました。

実際の世界史の勉強では、時代の流れだけではなく知識を覚えることに時間と労力をかけるものだろうと思います。特に私は覚えることが非常に苦手なので結構苦労した覚えがあります。

無論、その知識自体を覚えることはすごく楽しいものですし、またその知識を踏まえて世界全体の仕組みを分析することは世界史の大きな醍醐味です。

何千年という長い時間の中たくさんの出来事が起こり、おかげで覚えることもたくさんありますが、あえてそこを楽しんで勉強していきましょう。

ご覧いただきありがとうございました。


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