見出し画像

鈍らされた感性を持った現代人!?

今日は、「鈍らされた感性を持った現代人!?」というテーマで書き綴ります。
あくまで現代人の多くは、という前提にはなりますが、大勢の方々が鈍らされた感性で生きております。

人間の脳には、右脳と左脳があります。
左脳は、分析的で論理性に優れ言語力や計算力が高いです。
右脳は、感覚的直感的な能力に優れています。

現代人の多くは、どちらが優位になっているか想像つきますか?
答えは、左脳です。
左脳優位で生きることを余儀されなくなっております。
いわゆる人の目を気にするというのは左脳による働きです。
・自分の服装が変じゃないかどうか
・自分は間違った言動ではないかどうか
・相手を傷つけていないだろうか
・自分は相手にどう思われているのだろうか

誰もが例外なく、こういった評価や判断を気にしている部分があります。
もちろんこれらに善悪を加える必要はありません。
ただ、これらを気にすることがあまり多すぎるのではないか、という問いの投げかけです。

少し余談になりますが、「なぜキャンプやサウナが流行っているか」という理由もこれらに大きく関わってきています。
キャンプ中やサウナ中は、人が右脳優位となります。
簡単に言えば、今この瞬間を生きている感覚です。
キャンプ中に目の前の自然はあなたに評価を下しません。
サウナ中はその瞬間の気持ち良さを求めています。

仕事などで、評価や成果、タスクに溢れた時間を過ごしていると、仕事後や休日に右脳優位となる時間を人々は求めます。

さて本題に戻りますが、左脳優位で生きる現代人は感性が鈍る話となります。
こういった経験はないでしょうか?
「〇〇に行きたい」という感性を、「遠いからやめておこう」「車の運転は疲れるからやめておこう」という思考で邪魔をすることは、誰しもあるはずです。
こういうことを繰り返していくと、思考人間(左脳優位)になっていきます。
自分が本当にやりたいことが分からず、ただなんとなく誰かに言われたことをこなす日常になれば、感性が鈍っていきます。

コンサルタントとして、少し助言をさせていただくならば、鈍った感性を研ぎ澄ますには日常から感性を大切にする習慣が必要になります。
大層なことをする必要はありません。
例えば、自販機の前に立って飲み物を選ぶ時に、気になったものを飲むなどです。
無難な水にしようとか、缶だと持ち運びしにくいなと考えながら選ぶことは、感性よりも思考を重要視している証拠になります。
時にはもし気になったならば、真夏に暑いお汁粉の缶を飲むことも良いかもしれません。

自販機を例に挙げましたが、日常に感性を大切にできる瞬間は無限にあります。
そんな自分の感性を大切にしていった先に、クリエイティブな発想が生まれたり、自分のやりたいことを実現している世界が待っているのではないでしょうか。

些細な感性の動きに着目して、良い1日をお過ごしください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?