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器用貧乏という才能

 どうもtakuhoです。
 2日間連続でお休みしてしまい申し訳ありません。実は丸々3日間かけて兄と一緒に棚を0から制作していました笑
塩ビパイプと木の板で棚を釘を一切使わずに作るという、ものづくり初心者にはハードルが高すぎるチャレンジをした結果、予算オーバー約2万円+予定より1日半多くかかるという大波乱笑

しかし、なんとか形になって今日無事兄の家に搬入ができました笑
インスタにその棚を載せているのでぜひ見てください笑

 さて今日は、「器用貧乏」と言うテーマでやっていこうかと思います。

器用貧乏とは

 まずはいつも通り、今回のテーマである"器用貧乏"という言葉を定義しておきたいと思います。
器用貧乏を辞書で調べると

なまじ器用にいろいろの事がこなせるために、かえって大成しないこと。

Oxford Languages

となっていました。簡単に言えば、なんでもある程度まではできるけど、プロフェッショナルになることができないってことですよね。

器用貧乏のメリット

 では、器用貧乏にはどんなメリットがあるのか。器用貧乏の僕が語ります!笑

ズバリ器用貧乏な僕が、器用貧乏で良かったと思った最大の理由は

物事を多面的に見れるようになった

という部分です。

 例えば、バスケットボールの指導者という職務を全うしようとしたとき、「バスケットボールの技術」という側面を見れる人と
「バスケットボールの技術」「教育者」という2側面を見れる人と
「バスケットボールの技術」「教育者」「チーム経営」という3側面で見れる人
では、3側面見ることのできる人が一番いい指導者です。どんなにバスケが上手くてもそれを伝える能力がなければ意味がないし、どんなにバスケを教えるのが上手くても、チームメイトの関係性などに目を向けられなければ、思いがけないところでチーム力が下がってしまいます。

このように"多面的に物事を見る"ってどんな場面でも必要です。

でも、多面的に見るって実はめちゃめちゃ難しいんです。理由は、百聞は一見にしかずだからです。
 単純にバスケットをやったことがない人がバスケの発想をするのは無理です。教育者をやったことがない人が教育者の発想をするのも無理です。そりゃそうですよね。だって知らないですから。

 つまり、物事を考えているとき、その人が見れる視点の数はその人の経験値の数に比例します。
その人が経験したことのある量が多ければ多いほど、多面的に物事を見ることができますし、経験したことのある量が少ないほど、一面的な考えになっていきます。

 その点器用貧乏は、いろんなことがちょっとずつできるからこそ、いろんな部分の視点で物事を見ることができます。普通だったらその道の人が思い付かないような奇抜な意見とかを思いつけたり、新しい部分に飛び込むことができたりします。

このように、器用貧乏だからこそいろんな側面が見ることができるんです!

器用貧乏の本領発揮

 なぜこんなにメリットが多い器用貧乏を調べたら「大成できないこと」などと出てくるのか。それは時代背景です。
 今までは、働くと言えば就職が100%でした。学生起業なんてほぼなかったし、会社に入れば営業、経理、経営、マーケティング、人事など役割分担が決まっていたため、1つの種類の仕事が完璧にできる人の方が重宝しました。そのため、なんでもできるけどクオリティの高くない器用貧乏は必要ありませんでした。

 しかし、令和になった現代、学生起業家はめちゃめちゃに増え、FXトレーダーやフリーランスの登場、総合職という新しいジャンル、ベンチャー企業の増加など働き方が多様化してきました。
 そして、誰よりも物事に詳しい"Google先生"様々な業務をこなせるAIが登場したことにより、職人系はITに任せる傾向に社会全体が動き始めました。
 そんな時代に欲される人材はやはり、AIやGoogle先生も真似できない"発想力"を持つ人材です。

 物事を考えるとき、一番大切なのはどれだけ多くの側面から物事を観察できるかだと僕は思っています。それが発想力につながり、新たな"面白い"を発見できる扉につながっていると僕は信じています。

最後に

 いかがだったでしょうか「器用貧乏」。僕自身、器用貧乏で良かったと切に思っています。プロフェッショナルになるのも勿論素晴らしいことで、肯定されるべきだと思いますが、それと同じぐらい色んなことをちょっとずつできるのも、肯定されるべきだと思う、今日この頃です。

それではまた。

takuho

 


 


 


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