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教えるって大変だ

 どうもtakuhoです。
 今年の3月に大学を卒業したのですが、今週は週3で大学に行っていて、しかも一番早くて帰りが21:30という脅威の数字を見せており、まだ大学生だっけ?という錯覚に陥っています笑

 さて今日は、そんな大学に居座っているからこそ感じている「教える」という部分について書いてみようかなと思います。

はじめに

 教える側に回ることなんてないから、今回の記事は俺には関係ないと思っているそこのあなた!!実は、そうでもないんです!!!!

 例えば営業は、自社商品の良さを相手企業に対して教えていかなければいけません。この教えるのスキルが高いか低いかで、契約を獲得できるかが決まってきます
 それ以外の職種でも、大抵の人はどっかでプレゼンを行わなくてはいけません。これも一般企業ならほぼ確だと思います。そのプレゼンの資料や実際のプレゼンがわかりやすいかどうかは、教えるのスキルが重要になってきます
 さらにさらに、皆さんが年齢を重ねれば、部下を持つことになるでしょう。部下の覚えが早いか遅いかで、皆さんの仕事量が変わります
 自営業を考えている方。自分のお店の良さ、自分のお店の商品の美味しさなんかを、人に教えることができなければ、お客さんは獲得できません

 教える立場になんてならないからと思わず、ぜひ今回のテーマについて一緒に考えていただけると嬉しいです!

伝えると教えるの違い

 教える立場になって一番初めにぶつかった壁は確実にここでした。この違いを理解せずに人前に立っていた時期、僕は一度も相手に教えられていなかったんだと思います。そしてこの違いを理解していない学校教員も多いんだと思います。僕も教員免許を取りましたが、大学の授業で教えると伝えるの違いを授業で取り扱ってくれたことは一度もありませんでした。笑

 伝えると教えるの違いはズバリ「ゴールの違い」です。

 伝えるのゴールは基本的に「納得」です。自分の伝えた言葉たちを、聞き手なりに噛み砕くことができ、理解し、納得できるようにすることが、伝えるのゴールになります。
 一方、教えるのゴールは「使える」です。理解し納得した知識を、聞き手なりに場面応用して使えるようにしてあげるのが、教えるのゴールになります。

 つまり、教えるのほうが伝えるよりもゴールが深いんです。
これを理解しないまま教えた気になっていると、次会った時に覚えてもらえていないとか、実際に相手側が自分で使っているイメージが湧かないとか、そう言ったことに陥ってしまいます。

 なので、相手には伝えるのその先の教えるを意識した話し方にしましょう。これは、自分の中でゴールを明確に分けるだけで、だいぶ自分の言い回しや使う表現が変わります

人が動く伝え方

 以前、『喜ばれる伝え方』というのを書いたと思いますが、それに似てる部分と新しい部分があると思います。
 似ている部分としては、巻き込み方や未来予想方は、もちろんのことコミュニケーションでとても役に立つと思います。「これ決めといてくれない?」と単に投げかけるのではなく、「考えるの手伝ってくれない?」と相手の責任の比重を落とさせることで、人は動きやすくなってくれます
 これを、営業みたいな文章にすると「暑い夏、この冷麺を食べて乗り切りませんか?」みたいな感じになりますね。

 逆に新しい部分として今回共有するのが僕も教えてもらってなるほどなと思った、

「指摘するときはものを、褒めるときは人を主語にする」

という方法です。
 例えば指摘するときは「お前はミスが多いんだよ!」ではなく「この資料のこの部分が間違っているから修正しておいてほしい」と伝え、褒めるときは「このデザインいいね!」ではなく「〇〇さんのデザインセンスいいね!」と褒める。
 このように、それぞれのシーンで主語を変えることを意識することによって、つい熱くなりすぎてその人の人格を否定してしまったというミスが減ると同時に、褒められた側が嬉しくなるような褒め方ができるみたいです。

これは僕も実践していきたいですね🤔

最後に

 いかがでしょうか、教える。僕は書きながら、僕自身がまだまだ実戦できていないなーと思うことが多かったです。

 これから先、必ずどこかで役にたつと思うので、"教える"についてはぜひ一度考える機会を設けるといいのかなと思います。

それではまた。

takuho




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