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白馬国際クラシック

今回は思うようにいかなかった反省回。。

色々考察してみる。

レース前のコンディション

・3日前
整体。体の状態を見てもらう。疲労は溜まっていただけど
悪いところはなし。
2週間前より背骨と肋骨の動きが出てきて上半身のひねりが効いているとのこと。

・2日前
初動負荷。この時の体の感覚も悪くなかった。

・1日前
初動負荷。白馬に出発前に1時間程。この時の感覚も悪くない。
ただこの後の長時間の電車移動でだいぶ酔った笑
実はかなり酔いやすい体質。。

・当日
朝4時に目覚める。ここも体調悪くない。ただ良くなかったのは
カフェインジェルを朝6時に2個も食べたこと。
そしてこのジェル、以前大雪山トレイルジャーニーのスタート前に食べたのだけどその時も感覚としては良くなかった。。
体に合わなかったのか、腸が痙攣する感覚があった。。
それによって体幹がうまく効かなくなったのが今回のレースの不調の原因だと考えられる。

因みになんで2個も食べたかというと
美味しくなかったから笑
美味しくないのをレース中にも食べたくないなと思って
2個目も詰め込んだ。なにやってんだい笑

コース概要


距離:50.57km
累積:2161m
※ガーミン実測


スクリーンショット (15)
コースマップ

ロード:4割
トレイル:6割

ゲレンデの登りはキツいけど
ロードも多かったりで
ロードの走力がモロにでる。

距離の割には累積はそこまで多くないので平地や緩やかな林道でどれだけ走れるかがポイントになる。

まあ僕の弱点はそこなんですが笑

レース内容

スタート~おかるの穴(0~13.5km)

スタートは7時。

6時20分に宿を出て6時45分に会場についた。
朝のカフェインジェルの影響か腸に違和感を感じながらもストレッチをする。
この時はまあ大丈夫だろうと思っていた。

天気はとても晴れていて、白馬岳がよく見える。
今日のレースは暑くなりそうな予感だった。
日焼け止めを塗り忘れたことに後悔した。

気が付くとスタート5分前。
そそくさと整列してスタート!

一気に走り出す。
するとすぐ気づいた。
「あれ、足重いぞ?」

これはいつもと違うな。上半身と下半身の一体感がない。
下半身だけ無理して漕いでるような感覚だった。

暫くすると岩岳への600mUPの登りが始まる。

登り始めてすぐ思った3つのこと


①「スピードが上がらない割に心拍が高い」

なぜだろうか。


体幹が効かないと足を変に使う感覚がある。
そうなると足への酸素消費量が増して心肺があがるのではないだろうか。
体幹が効く状態だと、お腹で走っているような感覚。
その感覚だと足の力は抜け酸素消費量を抑えられる。


②「呼吸が浅い」

なぜだろうか。

へその下の丹田まで空気が入らず、鳩尾で止まる感覚。
明らかに胸式呼吸に近い。腹式でないと取りこむ量が減る。
腸が痙攣したせいか、周辺の筋肉も緊張し、腹式での呼吸がうまく
できなかったと考えられる。

③「水を飲んでもつっかかる」

なぜだろうか。

水は小腸で吸収される。カフェインの影響で腸が痙攣して
うまく水を吸収できなくなったのではないかと考えられる。
水を口に含んでも、脳が欲している感覚があまりない。
腸がエラーを起こして、脳に一旦ストップをかけていたのかもしれない。


とレースそっちのけでつらつらと思ったことを書いてみた笑

戻します。

体に異変を感じながらもなんとか登る。

景色は最高だ。
カメラマンも上機嫌でランナーを写真に収めている。
僕は頑張って苦笑いを炸裂させる。笑

景色バツグン!


なんとか長い登りを終えて、得意の下りのパートに入る。

よし、やっと下れる!
ここから巻き返すぞ!

と思ったけど、、あれ、、

「上半身が残る」

なぜだろうか。


この感覚FTRみなのの時と同じだ。上半身が残ってしまい、
骨盤が後傾している。
そのせいか大腿四頭筋でブレーキをかけてしまい、下りの
スピードに乗れない。
おそらくこれも体幹が効いていない証拠で、下半身と上半身が分裂している。一体感が全くない。連動していない。


因みにこの下りで二回も盛大にずっこけた。笑笑
ぬかるんでいたのもあるけど、普段なら攻められる角度だった。
全くダメだった。全然思い通りに動かない。

そうしているとようやく、長い下りが終わり
エイド。水は残っていたのでスルー。


おかるの穴~グリーンスポーツの森(13.5~36.5km)

ここからは林道とロード。
相変わらずうまく走れない。
ただそんな中でも、どう走るかを考えた。

そう思っても平地のロードは心拍が上がらない。

もっと上がってもいいはずだった。
足が重たい。うまく足がついてこない。

2週間前の感覚はどこいった。
と考えても
その感覚は戻ってこない。

もう何も考えず無心に淡々と走る。

無心すぎてこのあたりは結構記憶が曖昧なので割愛笑


謎のさわやか笑


グリーンスポーツの森~ゴール(36.5~50.5km)


ここからがさらにキツかった。。

グリーンスポーツの森から長い川沿いの道。
日差しが照り付ける中、足は重たい。
思うように走れない中、後続のランナーにも抜かされる。

ひきつってない?笑


少しいくと最後のエコーバレーゲレンデの登り。
何故かずっとアスファルトになっていてそれがまた辛い。
最初少し走ったが後半はずっと歩き。このあたりでクラクラし始めた。

若干熱中症もあったのかもしれない。

水を飲もうにも明らかに吸収が悪いので、小腸やられていたのかも。。

山頂に到着し、最後のゲレンデの下り。

ここも過去最低の遅さ笑
大雪山トレイルジャーニーの時の半分くらいのスピード。
こんなに遅いのは初めてなんじゃないかと思うくらい。

体幹が全く効いていなかった。

はやく下りが終わってくれと願った。。

下りを終えると最後のウィニングラン

対して走れたわけでもなく笑

そして最後は歓声に包まれながらゴール

今回のレースは本当にきつかった。。

反省点

①朝のカフェインジェルは取らない

スタート開始が10時頃の20〜30kmショートレースなら良いけど、朝7時頃スタートの50〜70kmのミドルレースは
取らない。

後半の集中力低下も少しあったし
取るタイミング早すぎるか。

あと前半カフェインで興奮して
後半失速パターンもあり得る。

ミドルレースは中間地点25kmくらいからカフェインを入れた方がいい気がする。

あとジェルに慣れる必要もあるかも

普段取らないジェルだったので、胃腸がびっくりした。

あとカフェインも普段取らないので
余計、胃腸が興奮したのかもしれない。

いやー痛い目にあったけど
とても勉強になりました笑

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