Mリーグの風林火山オーディションにて思うこと


特段Mリーグのオフシーズンで、かつ応援していない(応援しているのはPiratesだけ)チームのことなのであまりみていなかったが、結構面白い。

というか、この取り組み自体はとてもいいと思う。要は単純に結果残した人がMリーガーになれますよというシステムが分かりやすくていい。確かにチームごとに必要な要素があり、実力以外にも人気面や興行面での期待値があり、本当に強い人がMリーグに選ばれているの?という点は解消されなかった。しかしながら、今回のような形であれば、全く問題ない。わかりやすく大勢の前で、結果を出したらMリーガーになれるというのは非常にいい。

そして本日が準決勝の最終戦。

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現在までのスコアがこちらである。見た目的にも面白いアフロ友添が首位。以下強面松ヶ瀬・イケメン本田・若手チャラ目小沼・若手サワヤカ系浜野・おにぎり坂本・シブイ長村・若手正統派平良となっている。何ともうまくばらけた組み合わせだ。

女流選手がいない点を考えると、風林火山のセンターが二階堂亜紀でその横をどう固めるかということであろう。知能担当の勝又がいる以上、イケメン枠とキワモノ枠が残っている。今回だと、イケメン枠は本田・浜野・長村・平良、キワモノ枠は友添・松ヶ瀬・小沼・坂本という感じか。

風林火山は4人体制になることを明言しており、うち一人はこの中の1位が入るのは確定しているが、個人的には2人目もこの中から選んでもいい気がする。首位が仮に友添になった場合、友添・本田の並びなんかは見ていてもいい感じがする。さらにこのオーディションを切磋琢磨したという共有意識があると、最初からチームワークというものも感じられる。

このオーディションは凄くいい試みで、見ていても感情移入しやすいし、結果もわかりやすくていい。ただ一点だけどうなんだろうと思うのは、SNSの活用である。

他のプロスポーツもそうだが、シーズン中などでほかのチームの選手との交流を行うことはほぼない。オフシーズンは別だが、野球でもサッカーでもそういったことはない。同じチームで仲いいなとか、練習風景が見えるということはとてもいいことだ。しかしそれが他のチームとのものということであれば、ファン意識としてあまり気持ちいいものではない。

例えば僕の応援するチームのU-NEXT Piratesでも、シーズン中にほかの選手のTwitterでリプライ等を行っているのを見るとなんかどうなの?って感じが正直ある。

仲がいい悪いということは置いておいて、優勝を争う以上最低シーズン中はそういったことは控えてほしい。

今回のオーディションも参加者同士でのSNS上の交流も見られる。いやいや、たった1席を奪い合っている者同士なら、もっとガチでやり合ってるところが見たいのであって、仲良しこよし感を楽しみたいわけじゃないんですよ。そういうのはオーディションが終わった後に、実はこういうことがあって・・・みたいな形で話をすればいいのでは?と思ってしまう。麻雀界はこういった身内感というものが抜けないのがマイナスだなと感じてしまう。


バチバチにやり合った中での涙の優勝を見せてほしいなと思う。

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