ほんわかパッパを紐解く
新喜劇のオープニングでお馴染みのほんわかパッパ。
この表記が
ほんわかパッパなのか
ほんわかぱっぱなのか
はたまた、ホンワカパッパなのか
それすら定かではないのですが、新喜劇が続く限りオープニングはこのテーマを使い続けるでしょう。
この曲の正式名称は「somebody stole my gal」と言って、誰かに彼女を奪われた!という失恋ソングです。作られたのは1918年、実に今年が100周年になるわけです(^ー^)
しかし新喜劇で使っているのは実はアレンジバージョンで1950年代にピーウィー ハントというトロンボーン奏者がアレンジしたバージョンです。
こちらが原曲の「Somebody stole my gal」です
こっちはこっちでいい感じだと思います♪
歌詞の日本語訳はコチラ
なんとも悲しいじゃあーりませんか(T_T)
喜劇が始まるにあたり、こんな切ない歌詞ではアカンやろ!?と思いそうな感じですが
それは違います😃
新喜劇を何度かご覧になった方はご存知だと思いますが、新喜劇には常に悲劇の人が出てきます。
身から出た錆や、他人に翻弄されたり、失恋、借金、失敗なと枚挙に暇がないくらいですが
そんな悲劇が爆笑に繋がってゆくのです。
悲劇と喜劇は実は紙一重な存在で、例えば怒りすぎたら何だか笑えてきたり、笑い過ぎたら涙が出たりするように、喜怒哀楽全ての感情は
心の奥でメビウスの輪のように
表裏一体で繋がってるのかも!?
そんな風に思えばSomebody stole my galは悲劇であり喜劇の序章なのかもしれません🤗
そうであれば、新喜劇のオープニングにピッタリではないですか!?
僕自身はそんな風に解釈しています✨
次に聞くときは百年という歴史に胸を馳せて新喜劇を見て頂けたらなぁ!と思います♪
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