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Radeon RX 570 2種の消費電力を比較


実はうちにはさる事情でRadeon RX 570なビデオカードがASRockの4GB(ASRock Phantom Gaming D Radeon RX 570 4G)とSapphireの8GB(Sapphire PULSE RADEON RX 570 8G G5)と2つ存在します。今回はこの2つの消費電力にどれほどの差があるのか調べてみます。なおSapphireの8GB版は補助電源が8ピンなのでCorsairのCX450M (2016)を用います。

Sapphire(上)とASRock(下)ファンも全体も一回り大きい
Sapphireはヒートシンク兼のバックプレート付きで高級感あります
PULSE RADEON RX 570 8G G5の出力端子。HDMIとDisplayPortが2つずつ
ASRock Phantom Gaming D Radeon RX 570 4Gの出力端子。DisplayPortが3つにHDMIとDVI-Dが1つずつ

CX450M(2016)+ASRock Phantom Gaming D Radeon RX 570 4G

アイドル

  • アイドル時 34W

なおこちらにEA-430D GREENとASRock 4GBのデータあります。CX450M(2016)に比べて4〜5Wアイドル時の消費電力が低いですね。
基本的にはこの記事に準じてカスタムオーダーメイド3D2を使って計測していきます。

300MHz 0.750V固定

  • タイトル 80〜82W

  • 執務室 67〜71W

  • エディット画面入口 84〜86W

  • エディット画面 80〜82W

300MHz 0.750V - 588MHz 0.750V

  • タイトル 95〜97W

  • 執務室 69〜71W

  • エディット画面入口 84〜87W

  • エディット画面 106〜107W

CX450M(2016)+Sapphire PULSE RADEON RX 570 8G G5

アイドル

  • アイドル時 32〜33W

意外にもごっつくてメモリも多いこちらの方が微妙に少ない。こちらは低負荷時にファンが停止する仕様なのが大きいのかもしれない。

300MHz 0.750V固定

  • タイトル 81〜83W

  • 執務室 71〜73W

  • エディット画面入口 86〜88W

  • エディット画面 81〜83W

300MHz 0.750V - 588MHz 0.750V

  • タイトル 100〜101W

  • 執務室 73〜76W

  • エディット画面入口 87〜89W

  • エディット画面 108〜109W

メモリが多い影響なのか、ほんの僅かに負荷が大きいとSapphireの8GBものの方が消費電力が大きくなる傾向があるようです。

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