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絶対に忘れたくない少年の心

社会に出て10年ほど、モラトリアムは終わりを告げて今や社会の歯車です

十代の頃の時間感覚

仕事を始めると1日がめちゃくちゃ早い


というか1年がめちゃくちゃ早い


毎年、「あれっ?もう誕生日だっけ?」てなる


実際、年齢を重ねると感覚としての時間は早くなるらしい


それには理由があって、「知らないものが減る」からだそーな。

年齢を重ねると時間が早くなる

例えば5歳のころを思い返すと、知っていたことといえば
・うんち

・おしっこ

・カレーはおいしい

・ちんこ

・プール遊びたのしい

・駄菓子屋でお菓子が買える

・誕生日に好きなものをかってもらえる


多分これくらい


こう見ると知ってること少ないな


まあ5歳なんて5年しか人生知らないからこんなもんでしょう


5歳で前立腺マッサージの知識とか知ってたら嫌だもんな。


14〜5歳、つまり中学生になると多少は知ってることも増えてくるね

・ヤンジャン、ヤンマガとかでちょいエロ漫画が読めると知る

・ジャガイモの芽には毒がある

・漫画がアニメになったとき、作ってる人は別の人

・友達の兄ちゃんがエロいもの持ってる

・賞味期限と消費期限の違い

・今まで自分が履いてたものがブリーフという物だったこと

・R-15の作品なら買える

・他人からの見られ方


まあ中学生が知ってるのなんてまだまだこんなものだろう


で、17〜8歳くらい、高校生

このころからやや時間早くなったなーと感じる気がしないでもない

このころになると


・空気を読むということを知ってしまう

・働くとお金がもらえる(バイトとか)

・友達数人が童貞ではなくなっていること

・あと数年で社会に出るという現実


基本的な学生生活がこの辺で終わるだけに、所謂「子供の頃知る知識」に関しては網羅する感がある

大人(社会人)時間


高校卒業してから進学か就職か、というのが日本でほとんどだろう


このあたりから


・保険のしくみ

・仕事

・一人での暮らし

・お酒、ギャンブル等の成人向け娯楽

・学生時代の気楽さ


色んなものが知識として身についちゃう

時間感覚の変化

話を本題に戻すと、知っていることが増える=刺激が減る。ということらしい


小さい頃はとにかく見るもの聞くもの全てにおいて経験がないから、極端に言えば何をしても刺激がある


年齢を重ねる程、触れるものが増えてくるため脳が刺激を受けなくなるらしい


多分だけど、感覚としては刺激が少なくなる、というのは時間に対しての体験の密度が減るということだろうか


5歳児と35歳の人を同じ部屋で1時間過ごさせてみると体感時間はおそらく違ってくる

もちろん年くっても常に新しいことや楽しいことに触れる人もいるが、受け身でも色んな体験が降りかかってきた幼少時代に比較して、ある程度の年齢になると能動的に体験や知識に触れない限りはその機会はなかなか無い


気がする


つまり時間が早く感じるのは人生の密度が小さくなっているのかもしれない

ちんちんやうんこ、おしっこしか知らなかった時代から比べると色々知ってしまったな

だからといって今の年齢で「うんちってどうやるんだっけ」となっても嫌だけど

童心

小さい子供を見習って童心を大事にしたいけど、なまじ小さいころよりも理性が優位に立っているせいでなかなか童心に帰れない


すくなくとも自分はそう

あと、童心を持ってるヤツってなんかモテる気がする

「子供っぽい」という言葉は褒めにも貶しにもなるけど、個人的に子供っぽい人は羨ましい


自分が年相応に大人になっているわけではないが、毎日「今日も一日終わったな……」というオッさんになるのは辛いから


たまにはうんちの仕方を忘れてみるのもいいかもしれない

それではごきげんよう

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