ゼロゼロ融資の出口
2020年5月、民間金融機関でゼロゼロ融資が始まりました。
無利子期間は当初3年間です。
2023年5月以降、銀行員はゼロゼロ融資の対応で恐らく忙しくなりますね。
ゼロゼロ融資返済して欲しくない銀行
「融資残高は維持!!」という号令がかかってる銀行もあるかもしれません。
銀行は融資が本業です。ゼロゼロ融資の返済は、利息減少に繋がりますから銀行にとって恐怖です。
借りてる側の意向はどうでしょうか?
ゼロゼロ融資を返済したい民間企業
新型コロナ関連融資を「現在借りている」企業の返済見通しは、85.4%が「条件通り全額返済できる」と考えているようです。
私の体感では全額返済できる方はもっと少ないと思ってますが、返済したい民間企業が多いようです。
残高維持の為に銀行は無理をする?
返済して欲しくない銀行と返済したい民間企業のバトルが始まりそうです。
「融資残高は維持!!」という号令がかかってる銀行は、無担保・低金利の融資で借換えするのでしょうか。
まずは保証協会融資の借換で低金利許容が先でしょうか。
私の周りでは、保証協会融資で0.2%台の融資提案を推進してる銀行がありました。(初めて聞いた時はびっくり)
業績を鑑みて、無担保、低金利も許容する銀行も当然出てくるでしょう。
本来の銀行の仕事って
銀行はさまざまな提案をして、ゼロゼロ融資の返済に「待った!」をかけるでしょう。
長く銀行にいると、ふと思うことがあります。
本来あるべき金額、期間で融資をしていたら、
返済する為の融資なんかしなくてもよいのでは?
もっと設備投資がしやすい企業さんが増えてたのでは?
当然自己否定でもあります。
本来の銀行の仕事って、ゼロゼロ融資をお願いして借りてもらったり、お願いして返済をやめてもらうものではないとは分かっていながら。。
さぁこれから忙しくなりますね。
頑張ります!
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