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何もなくてよかったね,でいいじゃん

台風が近づきつつある夜に

(Facebookに投稿したら「ちゃんとnoteにまとめなよ」と言われたのでこちらにも書いておく。)
関東にも台風が近づきつつあるということで,各校で対応を検討して教職員や生徒・保護者に連絡してますね。

なんだかんだと20年以上管理職やって,毎年のように台風や大雪の対応で校長や教頭と登校・休校の判断に悩んだことを思い出します。

私は基本的に「危なそうなら休みにしてしまえ」と考えるタイプなので,休みにしなかったことで大きなトラブルになった記憶はありません。(失敗したことは忘れちゃうからかな?)

どちらかというと「空振り」が多かったかなと。予想より台風が早く通り過ぎちゃったり,進路変更したりで,朝起きてみたら晴れてるとか,そんなに雨も風も強くなくて午後になったら晴天とかね。

判断が間違ってたという人

まあ何もなくてよかったねと思ったわけですが,先生方の中には「これだったら休みにしなくてよかった!」とか「午後から来させればよかったじゃないか!」とか鬼の首でも取ったように騒ぐ人もいました。

その道のプロが予想して外れちゃうんだから仕方ないと思うのよね。そんな天気予報を上回るような絶妙な判断できるんだったら天気予報ビジネスで一儲けしちゃうと思うのよね。そんなことを思いつつ,「そうですねえ,すいませんねえ」とお答えしておりました。

判断する人はみんな悩んでいるはず

明日休みってところもあるだろうし,様子見るけどとりあえず登校してねってところもあると思います。いい加減に考えている学校なんてきっとなくて,管理職は悩みに悩んでいると思います。学ぶ機会が減るわけですから,休みにするという判断は重いことです。休校にしないで登下校中に交通機関が止まってしまったり,怪我をしたりなんかしたら,これも大変に重いことですよね。そのギリギリで判断している。

明日,台風で大きな被害がないといいですね。進路が逸れてどこにも被害がないのがいいですね。明日は大事な授業があるかもしれない。やりたいこともあるかもしれない。朝起きたら晴れてるかもしれない。

何もなくてよかったね

でもまあ何もなくてよかったね,でいいじゃん。

無理して取り返しのつかないことになって頭抱えることにならなくてよかったじゃないですか。

と,元管理職はニュースの天気予報を見ながら思うのです。

予報通りだと荒れたお天気のようです。皆様気をつけて。

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