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童謡「おはなしゆびさん」のイメージですが、こちらは足の指です。とても短いお話ながら、苦労…
事実に基づくフィクションですが、もしかしたら限りなく実話に近いかもしれません。雑誌用に作…
動物をテーマにした創作早口言葉です。一部雑誌等に採用されたものもありますが、基本的には未…
こんな時だから、少しでもやさしい気持ちになれれば…そう思って未発表作品(というよりボツ原…
この小品は作者が学生時代に創作したものです。後年、友人のイワカミヨーコが挿し絵をつけた…
月刊誌のお話として一旦は採用が決まりながら、担当編集者が急に辞めてしまったため世に出られ…
童話、というよりも寓話。仏教説話的で宗教色が出ているため、幼年誌に載せるのは難しく、まだ発表の機会がありません。 ここは天国の沼。 いつものように 蓮の手入れをしていたルドラは、 一輪の華の中をのぞきこんで、 なんども なんども深いため息をつきました。 まんまんと たたえられた甘露には、 幼い女の子の 泣きはらした顔が映っています。 かたわらの しおれかけた華に目を移すと… 残り少ない甘露には、 やつれ果てた女の人が見えます。 「ああ…また少し 甘露が減ってしまった。