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映画『窮鼠はチーズの夢を見る』を観た。

ネタバレ記事です!

映画を観ていない、これから観たいと思っている人は読まない方が良いです。


コロナのせいで公開が先伸ばしになりましたが、無事に公開されて良かったです。

自分はeighter(エイター)の腐女子です。

※エイターとは関ジャニ∞のファンの総称です。

※腐女子とは男性同士の恋愛作品いわゆるBLと呼ばれる表現を好んで読んだり見たりする女性の事。

関ジャニ∞の大倉忠義が主演する映画!

正確には成田凌くんとダブル主演!なのですが、なにしろ大倉忠義の作品が観たい!

そして内容がソレともなれば観ない理由がありません!(鼻息)

映画が始まってまず映るのは大倉忠義の尻。

それを見つめる男の影。

そしてシーンが変わったと思ったら女性との激しい濡れ場。

大倉氏の演じる大伴恭一の求められたら応える、だらしない様子がいきなり目に飛び込んでくる。

奥さんがいるのにお構い無し。

でもそれが女性に対してだけでなく、弱味を握られているとはいえ、男である今ヶ瀬に対しても求められるまま身体を許してしまうのが不思議だった。

そういうものですか?

世の男性に問いたい!

今ヶ瀬にとっては長年想い続けてきた人と関係を持てるまたとないチャンス。

それを逃さないところは凄い、執念の勝利か!と思ったら嫉妬心で自分から離れたりする行動は複雑で理解できない。

恋愛の駆け引きは、恋愛脳が退化してる自分には意味不明なことばかり。

あれほど身体の関係を持ちながらも心が離れていくのって…

考えても分からない、感じるものなんでしょうね。

結果的にバイセクシャルになった恭一だけど、ゲイバーに一人で行って、自分の求めてるのは今ヶ瀬の身体なんだと気付いたであろう、泣きながら去っていくシーンが私的に一番 切ないシーンでした。

二人が何故一緒に居られないのか、その感情は複雑すぎて、でも待とうと決めた恭一の姿は強くて、とても美しかった。

決してハッピーエンドではない物語だけど、あれは何だったんだろう…という余韻がすごく残る映画でした。

ベッドシーンのリアルさは、二人の美しさによって芸術的に見えました。

恭一の女性との濡れ場は、疑似体験できる素晴らしい瞬間なので違うドキドキでいっぱいでしたが(笑)

一年間、旦那にバレずに他の男性と付き合っていた妻を演じた女優さんの繊細な表現が凄いのと、身体を張って濡れ場を演じた女優さんの潔さと、元カノ役の強烈な強さを演じきった女優さんも、みんな素晴らしくて引き込まれました。

今は追いチーズがしたくてたまりません!

一回観たら十分だろ?と思っていたのに…

病みつきになりそうです。

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