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ビタミンB1『糖質の代謝促進で疲れにくい体へ!』

「甘いお菓子や主食のお米が大好きな人」に重要なのが、
このビタミンB1になります。

お菓子は主食に含まれる糖質は人のエネルギー源となる栄養素ですが、この栄養を効果的にエネルギーに変えてくれる助けをするのがビタミンB1です。
つまり、ビタミンB1が不足することで、糖質をエネルギーに変える事が難しくなってしまいます。
お米を主食とする日本人は、より多くのビタミンB1が必要になるのです。

このビタミンB2は、豚肉、豆類、玄米などに多く含まれています。
玄米ではなく白米にもビタミンB2は含まれておりますが、
より多くのビタミンやミネラルが含まれる玄米に主食を置き換える事が個人的なおススメです。

ここまでの内容を簡単にまとまると、こんな感じです。  

•ビタミンB1は疲れにくい体をサポート
•糖質を主食とする日本人は特に重要なビタミン
•豚肉、豆類、玄米がオススメ
•主食は白米から玄米に置き換えてみましょう
 

普段のご飯はもちろん、カレーやオムライスでも、この玄米でいけちゃいますのでぜひお試しください!

ここまで分かればもう安心です!(笑)
あとの細かい内容については、物好きな方々以外は割愛してしまっても問題ありません。
それでは、もう少し深堀しながら、ビタミン B1の正体について見ていきたいと思います。

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換する際に不可欠な補酵素で、不足すると、糖質から十分なエネルギーを得る事ができません。
さらに、糖質を摂り過ぎるとビタミンB1不足になる危険性が高まります。
清涼飲料水や甘い菓子、インスタントラーメンなどの食品は糖質が多いにもかかわらず、ビタミンB1がほとんど含まれていないので、これらを多く摂る人は特に注意が必要です。
また、アルコール分解にも不可欠です。アルコールを日常的に多く摂取する習慣のある人は、ビタミンB1を豊富に含む食品を積極的に摂りましょう。
ビタミンB1は水に溶けやすく、熱に弱い性質を持っています。調理法によっては30-50%も失われるとされています。
効率よく摂取するには、ニラやにんにいく、ネギ類と一緒に摂ると良いです。これらに含まれるアリシンという成分はビタミンB1と結合するとアリチアミンとなり、体への吸収率が高まります。

ビタミンB1は脳や神経にとっても欠かすことのできない栄養素です。中枢神経や手足の末しょう神経の働きを正常に保つ効果があります。脳の働きを助けるので、集中力が高まり、記憶力がアップします。

日常のエネルギーの大半を、糖質の多い白米から摂取している日本人にとって、糖質の代謝に関わるビタミンB1は大変重要なビタミンです。不足すると、津尾質の代謝がうまくいかず、体内に乳酸などの疲労物質が溜まります。これにより、筋肉痛が起こったり、全身の倦怠感やむくみ、食欲不振、頭痛、めまい、息切れ、手足の麻痺、疲れ、イライラしやすくなるなど、様々な症状が現れます。摂取した糖質を効率よくエネルギーに変えるためには、1000kcal当たり0.45mgのビタミンB1が必要とされています。
米や小麦など穀類には、ビタミンB1がたっぷり含まれているので、主食をしっかり食べる事で慢性疲労やストレスを和らげる効果も期待できます。
また、ビタミンB1は胚芽に多く含まれるので、できるだけ精製度の低い玄米などを選ぶことがより重要となります。

以上、ビタミンB1について紹介していきました。
ビタミンに関してまとめた記事もありますので、そちらも併せてビタミンの全体像を把握してみてください。

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