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『ミネラル』を超嚙み砕いて解説!

▼目次
■ミネラルって何?ずばり一言で解説
■ミネラルは健康に良さそう。でも具体的にどんな効果?
■ミネラルは全部で16種類
■ミネラルそれぞれの特徴をざっくり紹介

■ミネラルって何?ずばり一言で解説

ミネラルは、ずばり『健康維持するために必要な栄養素』です。
ミネラルが不足する事で、貧血や老化などの不具合が生じてきます。

■ミネラルは健康に良さそう。でも具体的にどんな効果?

ミネラルの具体的な効果をご説明する際に、5大栄養素と比較してみたいと思います。
3大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)は、生命活動を維持するためのエネルギー源として重要であり、アスリート等体を動かす事を中心とした生活を送る際には必要以上に摂らなければならない栄養素です。
続いて、5大栄養素で残す2つの栄養素である、ビタミンとミネラルについてです。
ビタミンは、3大栄養素の代謝(エネルギーを変換する)に不可欠な栄養素であり、潤滑油のような存在です。

それではミネラルはというと、ミネラルは、『健康を維持する栄養素』です。
残りの4大栄養素が、”生命活動”を維持する事に対し、
ミネラルは、”健康”を維持するために必要です。

ミネラルはビタミン同様、代謝を促す役割を多くになっていますが、その守備範囲は広く、微量でありながら非常に大きな効果をもたらす事が特徴です。

簡単にまとめると、このようなイメージだと思います。

≪5大栄養素まとめ≫
3大栄養素:生命維持
ビタミン:3大栄養素のサポート
ミネラル:健康維持
 

■ミネラルは全部で16種類

そもそも、人体を構成する元素は約60種類あり、そのうち酸素、炭素、水素、窒素の4元素で全体の96%を占めています。
残りの4%にあたる元素すべてを実はミネラル(無機質)と呼んでいます。
人が健康を維持するために必要不可欠なミネラルとして、現在16種類が知られています。
これを必須ミネラルといい、体内に比較的多い多量(主要)ミネラルと、極めて量が少ない微量ミネラルに分けられます。
多量ミネラルは、1日当たりの必要量が100mg以上のミネラルで、7種類あります。微量ミネラルは1日当たりの必要量が100mg以下のミネラルで、9種類あります。

■ミネラルそれぞれの特徴をざっくり紹介

ミネラルそれぞれに関するまとめも今後ご紹介する予定ですが、
一言でまとめましたので、それぞれのキャラクターについてざっくり理解するのに役立てばと思います。

ナトリウム:高血圧の原因に
塩素:食べ物を殺菌、消化促進
リン:カルシウムの吸収を助ける
カリウム:高血圧予防&むくみ対策の水分調整役
カルシウム:精神安定化
鉄:造血ミネラルで酸素運搬役
亜鉛:細胞を新しくする遺伝子情報運搬役
銅:3大栄養素の代謝を担う、縁の下の力持ち
マンガン:骨の形成や発育に必須のカラダの基礎ミネラル
ヨウ素:甲状腺ホルモンとして代謝促進
セレン:強力な抗酸化力でアンチエイジング
マグネシウム:血圧や体温の調整役
クロム:糖質の代謝に働き糖尿病予防
モリブデン:尿酸代謝で痛風予防
硫黄:体の機能を調整して皮膚炎対策
コバルト:健康な歯や骨作り 

いかがだったでしょうか?

ミネラルというと、軽視する人が多かったかもしれませんが、意外と重要な栄養素です。

今後はそれぞれ深掘りしてご紹介していきますので、今後ともよろしくお願いします!




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