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セレン『強力な抗酸化力でアンチエイジング!』

▼目次
■これだけは知りたい”セレン”について
■セレンが多い食品
■これを知っていたら”セレン博士”

■これだけは知りたい”セレン”について

セレンというミネラル、皆さんご存知でしょうか?
ギリシア語の月 (selene) にちなんで名付けられたそうです。

セレンは、古くから有害金属として知られていましたが、
近年では抗酸化力に優れた必須ミネラルであることが判明しました。

注目が集まるセレンですが、強力である事は変わらず、摂り過ぎると有毒であるため、脱毛、爪の変形、疲労感などの症状が現れます。
1日摂るべき摂取量が決まっていますので、そちらを参考にしながら『アンチエイジング』を目指してください!

■セレンが多い食品

セレンが多い食品は、ズワイガニ、カツオ、マグロ、タラコ、ホタテ、マイワシなどです。

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■これを知っていたら”セレン博士”

少しマニアックですが、セレンについてもう少し詳しく知りたい方向けの内容になっています。
参考文献はこちらになりますので、気になった方はこちらもご覧ください。

セレンは体内にはたんぱく質と結合した形で約13g存在します。
強い抗酸化力を持つ酵素グルタチオンペルオキダーゼの構成成分として、細胞膜の酸化によってできるか酸化物質を分解する働きがあり、体の組織の老化を防いでくれます。
セレン摂取量の少ない地域では特定の癌による死亡率が高いという報告もあります。
セレンは、古くから有害金属として知られていましたが、近年、人に必須のミネラルである事が確認されました。
体内の水銀やヒ素、カドミウムの毒性を弱めたり、放射線による影響を軽減する作用もあるとされ注目されています。

摂取したセレンの消化管からの吸収率は50%以上で、体内のセレン量は、尿中への排泄で調整されています。
脳下垂体に含まれるコエンザイムQ10(ユビキノン)の生成を助け、ビタミンEとともに、抗酸化、免疫力の増強に働きます。
また、成長や発育に欠かせない甲状腺ホルモンの生理活性を高める働きもあります。

以上がセレンについての少しマニアックなお話でした。
ミネラルの一種であるセレンですが、ミネラルの全体像をまとめた記事もありますので、ご興味ございましたら合わせてご覧いただければと思います。


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