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【2023CL新潟・11勝3敗26位】VIPパスもウッウロボも入ってない!俗称・貧乏ミュウ(雪道ミュウ)

みなさん、こんにちは。たこたと申します。
この記事にアクセスしていただき、ありがとうございます。
私は5月6日,7日に行われましたチャンピオンズリーグ新潟(以下「CL新潟」)にて26位という結果を残すことができました。

この記事では、デッキ完成に至るまでの経緯、デッキ構築と各カードの採用理由、当日の対戦内容、各対面の有利不利とその戦い方について記載します。
無料部分では、デッキ完成に至るまでの経緯と当日の対戦概要を記載します。
それ以外の部分につきましては、有料部分において記載しますので、お含みおきくださいますようお願いいたします。
また、こういったnoteを書かれる方は環境分析を深くやられているケースが多いと思いますが、一般的な認識と相違がないと思っているため、省略させていただきます。

1.自己紹介

まず初めに軽く自己紹介をさせていただきます。
※興味のない方は読み飛ばしていただいて構いません。
私は2018年夏ごろからポケモンカードゲームを始めました。
当時は汎用カードを揃えようにも高額なカードが多かったので、よく言うファンデッカーでしたが、GXウルトラシャイニーの大量購入でカードプールが大きく広がり、そこからしばらくはウルトラネクロズマGXのデッキを使っていました。
新型コロナウイルスの影響により、イベントが中止となった頃、モチベーションが大幅に下がってしまい、一時期ポケカから離れましたが、福岡への転勤に伴い、友人を見つけるためにポケカを再開しました。
その後、転職を経て地元千葉に戻り、チームAZS、ジュニアの兄弟チームであるチームげっこうしゅりけんの一員として、引き続きポケカを楽しんでいます。

2023シーズンはCL京都で3-3(それ以外は抽選落ち)、シティリーグではS1で3-3、S2はコロナ感染によりキャンセル、S3で3-2、S4で1-2ドロップと、全く結果を残せておりませんでした。
30歳OVERの「独身おじさん」であることから色々と考えなければならないことも多く、CL新潟で負け越したら競技プレイヤー引退を考えておりました。
そんなこんなで、強く結果を意識した今回、しっかりと結果を残せたことは自信にもなりましたし、嬉しい気持ちでいっぱいです。
この場をお借りして、CL新潟に向けて一緒に練習してくれた皆様、応援してくれた皆様に心から御礼申し上げます。

2.デッキリストと構築に至るまでの経緯

前置きが長くなってしまいましたが、使用したデッキをご紹介します。
2日間使用したリストは以下の通りです。
※後ほど公式のデッキ画像とデッキコードを掲載しております。

とにかくフシギダネがかわいい

このデッキの特徴は以下の2つです。
・一般的なミュウVmaxのデッキに採用されるバトルVIPパスやウッウロボというカードを1枚も採用していないところ
・イキリンコex・はたらくまえばのビーダルを採用しているところ

おそらく今回CL新潟の出場者でVIPパスもウッウロボも入れないミュウで挑んだ人は私とチームメイトしかいないんじゃないか?って思います。

そもそも、このレシピのきっかけは、ポケカ四天王シマダ ダイチ選手のYouTube動画でした。
※ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、「ミュウのVIPパス弱いかも」というような動画のレシピを参考にしました。ご本人に許可等をいただいていないため、URL等の掲載は控えさせていただきました。
そのデッキを参考にしながら、以下のデッキを作成しました。

初期のデッキ構築

このデッキは高額とされるバトルVIPパスやウッウロボを採用しておらず、最高値のカードがおそらく森の封印石(500円前後)であるとともに、ほとんどがレギュレーションマークE,Fのカードであり、それまでのパックを剥いている方であれば、一通り所持しているであろう格安カードでデッキ構築ができることから、個人的に【貧乏ミュウ】と呼んでいます。
※CL新潟当日も、とにかく最低レアリティにこだわりました。この呼び名が広まってくれると、私としてはとても嬉しいです。

コンセプトは、とにかく「カチャらない」こと。
手札に溜まりがちな条件付きで使用できるカードの採用を極力見送り、とにかくデッキを回すことで、常に技を打ち続け、自分は80点の動きをしながら、相手を雪道やジャッジマンで妨害し、20〜40点くらいの動きにさせることで、勝利を手繰り寄せるというデッキです。
そのため、手札でも腐らないフェザーボールやロストスイーパーを多く採用し、トレッキングシューズでデッキの実質枚数を減らすことにより、高次元の安定性を実現していた、というのがこの貧乏ミュウの根幹でした。

しかしながら、このデッキを使用していた当時はダイナミックテールのドラピオンVがデッキに標準搭載されている型が多く、特にロストバレットでは空の封印石を合わせてサイドを4枚取ってこられるのが重たかった印象です。
どこまでいってもドラピオンVが重たかったので、「おもちゃデッキを超えない」という評価で止まっていました。

追い討ちをかけるように、スノーハザード・クレイバースト(以下「最新弾」)の発売に伴い、しっこくのわざわいのミカルゲが登場し、「雪道ミュウは死んだ」とも言われました。

マジキ●いポケモン(好きな人ごめんなさい)

最新弾の発売直後のシティリーグに出場予定だったチームメイトのふぁしゃくんは、ディンルーexの構築を精一杯考えていましたが、うまく回りませんでした。
ストレス発散のために「貧乏ミュウ貸して」と言われて貸したところ、様々なデッキに対して14連勝・勝率9割という異次元の勝率を誇ったことから、そのチームメイトと一緒に貧乏ミュウでシティリーグに出場することにしました。
するとなんと、そのチームメイトは貧乏ミュウでBest4に残ることができたのです。

↑チームメイトのふぁしゃくんのシティBest4ツイート

最新弾発売直後だったこともあり、「メタも回りきっていないだろうし、ミカルゲ入れるなんて奴おらんおらんw」くらいのテンションでシティリーグに臨みました(私はミカルゲ関係なく2敗して1-2でドロップw)。
しかし、決勝Tの準決勝でミカルゲにあたってしまい、動けなかったことから、彼がミカルゲ対策を一生懸命考えてくれたわけです。
そして、今回のリストが誕生しました。

▼たこたの構築(公式画像にて再掲)

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▼ふぁしゃ(チームメイト)の構築(予選4-3)

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2人の構築の相違点は以下のとおりです。
・たこた:フェザーボール3枚目、ジャッジマン3枚目、トレッキングシューズ
・ふぁしゃ:ミルタンク、うねりの扇、ペパー

57枚同じ構築を使用しました。


3.当日の対戦概要

2人のマッチングは以下の通りです。
※有料部分ではたこたの詳細なマッチアップを記載しています。
▼たこた
DAY1
1ロストカイオーガ⭕️先6-3投了
2アルセウスギラティナそらピカ❌先4-6
3ディンルー⭕️後6-2
4ロストカイオーガ⭕️先6-2
5ミライドンレジエレキ⭕️先6-0
6サーナイト⭕️先6-4
7ロストカイオーガ⭕️先6-0投了
8パオジアンパルキア⭕️先6-3
9アルセウスジュラルドンヌメルゴン⭕️後6-0
DAY1通算8勝1敗  25位

DAY2
1一撃ルギア❌後0-6投了
2アルセウスギラティナそらピカ⭕️先6-4
3フュージョンミュウ⭕️先6-4
4一撃ルギア❌後0-6投了
5ロストヌメルゴン⭕️後6-0投了
DAY2通算3勝2敗
2日間通算11勝3敗 26位

▼ふぁしゃ
1アルセウスヌメルゴン先⭕️
2サーナイト後⭕️
3フュージョンミュウ後❌
4アルセウスギラティナそらピカ後⭕️
5ロストカイオーガ先❌
6雪道ミュウ先⭕️
7ハイブリッドミュウ先❌
4勝3敗

ここから先は、有料記事とさせていただきます。
各カードの採用理由、当日の対戦内容、各対面との有利不利や戦い方について解説します。

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