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区別

恩赦妄想

世界の美しさは切り取り方なのか。
本当はいつも美しいし、綺麗なのだ。

でも、それらを心底感じてはいない。生きることが当たり前、明日には仕事に行くと思っている。

底から湧き上がる、自分が声に出したかさえも分からない「綺麗だ」「美しい」と感じる時こそ、本当の意味できれいなのだ。

それは、知ってるだけではわからない。体験でしか得ることができない領域なのだ。

ある人は世界を無色透明とし、
ある人は世界を灰色にした。


わたしは、どう見る。

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