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ソルフェージュ練習3ヶ月目①

備忘録をつける

今日は初めて「初見演奏」なる課題に挑戦した
それまでは「コード」の仕組みやメロディーの組み方といった座学的な内容だったのだけれど

今日からいよいよ、「曲名を伏せた上で楽譜を演奏してみる&曲名を当てる」という実践的な演習へと入るわけです

とにかくこれが凄い
何が凄いって、アホみたいに頭使う

まず「コード」を押さえます
と同時に、次の音を鳴らす準備します
と同時に、音の響きを捉えます
と同時に、右手と左手で一定のリズムを保ちます

頭をウンウン言わせながら何とか弾き終えて、先生がこう尋ねる

「では、これは何の曲でしょうか?」

え、これCIAの面接かなんかですか?
なんだこれ
馬鹿みたいに難しい
脳みそが練り回される独特の感覚に陥る
脳みそが「ねるねるねるね」をコネながら眼前でポリゴンフラッシュを喰らっているような感じ

この感覚、「ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレ」をプレイしたときも味わったのだけど、
正直なところ、忙しさで言ったら「鬼トレ」以上だ

たぶん、「鬼トレ」で耐性を付けていなかったら今回のレッスンで挫折してたと思う

ちなみに、課題曲の正解は「きよしこの夜」だった
何とか当てられたのだけれど、この曲のメロディーも全然覚えていないに、なぜその曲だと分かったのか不思議でならなかった

先生曰く、6/8拍子というリズムが「きよしこの夜」の特徴らしくて、
脳みそが『ああ、コレは「きよしこの夜」である』と勝手に導き出してくれたのは
無意識に「CG7CFC…」っていうコード進行と「6/8拍子」を認識しているからなのだそうな

そして、ここにメロディーが加われば1発で「きよしこの夜」だと分かる…

というわけで、今回のおさらいをする

コードチェンジは因数分解

計算式の型を覚えることで、計算の手間が省けるように
コードチェンジにも公式みたいなものがある
それを暗記するのではなく、コードの成り立ちや流れを理解した上で、覚える

リズムは曲の魂

心臓の止まった死体を見ても、そこに魂を感じられないようにリズムが死ぬと曲の魂も抜ける

コードは構成オンさえ合っていればOK!

コードの押さえ方は自由
(ただし、綺麗な押さえ方というのはある)

余談
「きよしこの夜」ってクリスマスソングだったの知らなかったよ
「きよし」って聞くと「西川きよし師匠」が頭に浮かんでしまうの本当どうにかしたい

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