入園前に練習しておくと安心♡ボタンの掛け方
子どもたちが成長と共に基本的生活習慣を身に着けていく上で、
着替えって結構難しくて苦戦するんですよね(-_-;)
保育士たこせんせいが経験上一番教えるのが難しいと思ったのが
〝ボタンの掛け方〟です。今回は詳しく説明していこうと思います。
まずは保育者が基本的生活習慣を子どもに指導するときに必ずやることは
動作の流れを確認します。
<〝ボタン掛け〟に必要な動作の流れ>
①ボタンを片手で持つ
②ボタンを穴に通そうとする
③ボタンを片手で押しながら、もう片方の手で引っ張る
次に、それぞれの動作で子どもが苦戦するポイントを整理します。
<子どもが〝ボタン掛け〟で苦戦しそうな動作>
①ボタンを片手で持つ
ボタンを持つことは一見簡単そうで指先の力が必要となります。
もし、ボタンを持つことが難しそうならば、ひたすらボタンを持つ練習をするよりは
洗濯ばさみを使うなど、遊びを通して自然と指先の力をつけることをおすすめします!
↓以前書いた記事に詳しく書きましたので参考にして頂けたらと思います
②ボタンを穴に通そうとする
よく指導するときに、
「穴の中にぼたんをいれるんだよ。」と、声を掛けます。ただ、子どもたちの目線からはとても見づらく、穴に入れるイメージがわきづらい子もいます。
真ん中のボタンから練習してみることをおすすめします。
また、穴に通すことを視覚で理解できるように動画も作ってみました。
↓ ↓ ↓ ↓
ゆうちゃんのパジャマのボタンの穴からいろいろなものが出てくるお話です♡
③ボタンを片手で押しながら、もう片方の手で引っ張る
ここがかなり難しいです!!
段階を踏んで、子どもたちが出来ることを増やしていくことをおすすめします。
《例》
1、パパママがボタンを穴にいれ押してあげ、子どもに引っ張ってもらう
2、子どもがボタンを持ち、パパママが穴を広げ子どもに見やすいようにしてあげる。次に、子どもが穴にボタンを通し、引っ張る。そのときに、パパママがボタンを押すことを援助してあげる。
などなど役割分担して、徐々に自分で出来るようにしていくといいですよ!
<子どもたちが〝ボタン掛け〟を積極的に練習したくなるポイント>
★新しいパジャマやポロシャツなどの買ったときがチャンス★
体が大きくなって新しい服を買ってもらえるなんて、子どもたちにとって大イベントです♡
気持ちが高まっているときに
「お兄さんお洋服のボタンがついたお洋服に挑戦してみる?」と、
やってみたいと思うような声掛けをしてあげると
出来るようになることが楽しみになります。
初めてボタンに挑戦する服を買うときは、達成感を得られやすくするためにボタンは少なくて持ちやすい服をおすすめします。
★〝ボタン掛け〟をして遊ぶ絵本やおもちゃを使って、遊びを通して身に着ける★
ネットで探してみると1歳半から遊べるいろいろな絵本や玩具があります。
よかったら参考にしてください!
★習慣化するために大人も一緒に着替えをする★
集中しないとできない〝ボタン掛け〟を本当は出来るのにやりたがらないこともあると思います。
一緒に着替えをし、終わるまで待っていてあげることで大人の真似をしてやりたくなる気持ちが芽生えることがあります。
今回ここで紹介させてあげた方法は、
子どもたちの特徴、発達段階がそれぞれ違いますので、合うものも合わないものもあるかと思います。
少しでもお役に立てたら幸いです♡
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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