見出し画像

妻の里帰り中に飲み歩く夫について

昨日は夫とビデオ通話をつなげたまま寝て、ぐっすりと安眠できた。
なので今日はとっても元気。
夫の寝顔はいつみても可愛くて愛おしい。
私はいびきを書いていたらしい笑

さて、表題に関してだが、まずは今週のうちの夫のnoteを見ていただきたい。

文中に「妻は「今のうちに楽しんでおいて」と目くじらを立てずにいてくれている。圧倒的感謝。」と書いてある。
これはやられた。
こんなこと書かれたら、今後は目くじらを立てられないではないか笑(もともとそのつもりだったけど)
うちの夫は策士だとこのnoteを見て思った笑
noteにはこういう使い方もあるのだ。

確かに私は、この里帰り期間中の夫の飲み会に関して、「楽しんできてね!」のスタンスに落ち着いた。この先も少なくとも出産前までは、好きに1人の時間を楽しんでもらいたいと思っている。(産後はどんな気持ちになるかまだわからない)
ただ、このスタンスにたどり着くまでには、このテーマについて熟考した時間があったからこそなので、今日はそれについて語る。

私が里帰りする前、私の体調があまり安定しなかったこともあって、夫は飲み会や遊びをセーブして、できる限り一緒にいてくれた。いちいち私に「この飲み会断ったわ〜」なんて報告はしなかったが、なんとなくそういうふうにしてくれているのを察していた。とてもありがたかったし、一緒にいてくれて嬉しかったし、その分私が里帰りした後はたくさん遊んでね〜という気持ちだった。

でもいざ里帰りしてみると、夫は職場の異動シーズンに入ったこともあり、そこそこのペースで飲み会が入る。共有カレンダーに飲み会の予定が入っていくのを見て、ちっとも嫌な気持ちにならなかったわけではない。
カレンダーを見ながら「あれ、私、嫌な気持ちになってるな」と気づいた。そのあと、暇すぎる里帰り中の妊婦がすることは、「なぜ嫌な気持ちになっているか」を熟考することだった。(いつもだったら「飲み会多くない??寂しいよ!?」とチクっと言って終わるのに、やっぱり暇なんだよなあ笑)

まず私は、twitterやinstagram、noteなどの各SNSで世間の皆様の意見を調べてみた。「里帰り」「夫」「飲み会」などのキーワードを入れて。そしたら皆さん激昂されていた。ただ、なぜ怒っているかを理路整然と語っている人は1人もおらず(そんな人いるわけない笑)、皆さんただただ「あり得なくないですか!?」と怒っていた。
ここで注意しなければならないのは、「怒っている人だけがSNSに投稿している可能性」があることだ。夫が飲み会に行くのを穏やかな気持ちで見送っている人はそもそもそれを話題にSNS投稿しない可能性が高い。
「里帰り中に夫が飲み会に行きまくることで嫌な気持ちをしている妻は自分の他にもいる」ということはわかったが、激昂している皆さんと自分の「ちょっと嫌な気持ち」には温度差を感じた。臨月含め出産予定日が近い方は、いつ何があるかわからないのに飲み会に行く!?と怒るのもわかる。里帰りなしで同居中の方は、出産が近いしこのタイミングでコロナに罹ると大変なのに不要不急の外出しちゃう!?と怒るのもわかる。
でも、そのどちらも今の自分には該当しない。

ではなぜ自分が嫌な気持ちになったのかを考えてみた。

まず、単純に「羨ましい」可能性。
仕事帰りに職場の人と飲み会。私も(コロナで自粛していた期間を除けば)妊娠前は普通にしていたことだった。そこそこのペースで飲み会が入ることがあったのも同じ。ただ、妊娠してそれができなくなった。単純に体調が悪くて飲み会の場に行けなかったり、お腹の子のことを考えるとコロナが怖かったり、そして今は里帰り中で夜に出かけることに対して両親がうるさい。職場の人も近くにはいない。単純に自分ができないことを夫は楽しんでいるということに対して、羨ましくて「嫌な気持ち」になっているのではないか?
これはあると思った。夫が飲み会を楽しんでいる間、こちらは膀胱キックや腰痛でなかなか寝つけなかったりするので、それで羨ましさが助長される部分もあるだろう。
お酒飲んでカラオケオール、楽しいよね。私もやりたいよ!

二つ目に、夫が他の人と楽しくしていることに関して、寂しく思う気持ち。
これもあると思った。
里帰りしてきて1ヶ月経って、私もこの生活に慣れてきたが、里帰りしたばかりの頃は夫と一緒にいられないことが寂しくて仕方なかった。そんな中で自分以外の人と飲みに行って夜遅く帰ってくる夫のことを「妻の里帰りをエンジョイしている」ように悲観的に捉えてしまうこともあったと思う。もともとは自分も「エンジョイしてね」と思っていたのにも関わらずそう思ってしまう。
これは夫のことが大好きだからこその気持ちだなぁと思った。

妊娠は、子宮をもつ女性しか物理的にできないので、そこは仕方ない。
自分が今やるべきことなので、飲み会に行けないのも仕方ない。
でも、妊娠していない夫も一緒にセーブしなければならないのだろうか?
夫に「飲み会行き過ぎ、セーブしてほしい」ということで、我々夫婦にとって何か良い結果になるだろうか?と考えてみたところ、そうではないという結論に至った。

産後、私が初めての育児で疲弊している時に、夫だけ飲みに行かれたら、それは嫌だと思う。ならば今こそ、エンジョイしてもらうべきだな??と思った。
ここまでの妊娠期間を振り返ってみると、「心拍が確認できたことを電話で伝えた時に涙ぐんでいた夫」「つわり対策で色々買ってきてくれた夫」「妊娠糖尿病と診断されてから毎日お弁当を作ってくれた夫」「在宅勤務にしたりなるべく定時で帰ってきて吐く私の背中をさすってくれた夫」「メンタルがイカれて泣きじゃくる私をその都度励ましてくれた夫」などなど、他にもたくさん私に尽くしてくれた夫の姿が思い浮かぶ。
里帰り後の今でも、夫が支えてくれるから頑張れている。
多分、そんな夫だからこそ、今こそエンジョイしてくれ、と思えるのだろう。

結論:
夫、いつもありがとう!今こそ単身生活をエンジョイしてくれ!
そして産後はまた、よろしくね(^^)笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?