【イチから学ぶウォーハンマー:出張編】シタデルカラーの種類について

どうも、初めましての方は初めまして、そうでない方はこんにちは!削りたこカマです!

この記事では、シタデルペイントシステムのために最適化され、用途ごとに7種類に分類されているシタデルカラーについてそれぞれざっくり解説いたします。

シタデルカラーとは

シタデルカラーの細かい説明をする前に、シタデルカラーそのものがどういった塗料であるかの解説をいたします。

シタデルカラーは、ウォーハンマーを販売しているゲームズワークショップが、ウォーハンマーのミニチュアを塗るために最適化された塗料として販売している塗料のことです。

シタデルカラーは元々、ミニチュア美しくかつ簡単に塗るための塗料でした。
現在もその根幹は変わりませんが、今では「シタデルペイントシステム」という誰でもその手順を踏めばミニチュアをハイクオリティで完成させることができる塗料として、300以上の豊富な色数で新色などもまだまだ出たりしています。

シタデルペイントシステムの解説は以下の動画、noteの記事で行っているので、是非チェックしてみてください。

シタデルカラーの魅力は豊富な色数もそうですが、基本的に無臭の水性塗料のため、換気などを気にせず、家でいつでも気軽に塗れるというところが大きいです。

シタデルカラーは速乾性にも優れており、乾き待ちの時間が少なく、テンポよく塗装を続けることができ、下地を害さないのではみ出しの修正も容易、隠蔽力も高く発色が良いと至れり尽くせりの塗料です。
また、完全乾燥後は塗膜も強く、なかなか剝がれない強さがあり、且つ耐水性も生まれます。

BASE(ベースカラー)

隠蔽力に優れた塗料で、シタデルカラーでは基本的なカラーとなっております。
クラシックメソッドでは、これらベースカラーでざっくり色分けをするところから始まります。

LAYER(レイヤーカラー)

少し隠蔽力が低く、面を塗る際は重ね塗りが必要な塗料で、シタデルペイントシステムでは、ミニチュアのハイライト(光が当たる箇所、角が明るくなっている部分を表現すること)に使用されます。

色の種類も、ベースカラーを基準に一段明るい色が設定されています。

SHADE(シェイドカラー)

陰影をつけるために用いられる塗料で、ミニチュア全体に塗って、ミニチュアの奥まった箇所、くぼみに溜まった塗料によって陰影をつけます。

全体に塗ると色味が下がってしまうので、スミ入れのようにモールドやくぼみのみに塗るのも有効です。

粘度が高めの塗料なので、塗りすぎには注意。

DRY(ドライカラー)

粘度が高い半固形の塗料で、最も初見で使い方がわからない塗料かと思われます。
このカラーはドライブラシという技法に特化した塗料で、まずこの技法を知っていることが前提となっております。

基本的に他のシタデルカラーと混色は難しいので注意。

TECHNICAL(テクニカルカラー)

特殊な効果をもたらす塗料に対して分類されている塗料で、一例として地面に使用するテクスチャや、発光表現をするための塗料、錆などを再現する塗料などが存在します。

また、シタデルカラーを薄めるメディウム、ミニチュアを保護するアードコートやストームシールドなどもテクニカルカラーに分類されています。

AIR(エアーカラー)

エアブラシで使うためにあらかじめ適切な濃度に調整されたカラーで、ベースカラーやレイヤーカラーと同じカラーの名前でラインナップがあります。(ベースカラー、レイヤーカラー全てが網羅されているわけではありません)

CONTRAST(コントラストカラー)

一度塗るだけでベースとシェイドを使用したかのような効果が出る特殊な塗料で、これ一つで陰影が出せる最新のカラーです。

下地の影響を大きく受けるので、コントラストカラーを塗る際は下地のスプレーは必須となります。


まとめ

今回はシタデルカラーの特性と、その種類について解説いたしました。
種類については同じく解説しているサイトなども多かったのですが、動画でも度々シタデルカラーには触れるので、動画コンテンツ全体の参照性を上げるため作成いたしました。

皆さんの日々のウォーハンマーライフの一助になれば幸いです。

それでは皆さん、良きホビーライフを!!!

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