2月27日ストリートピアノと夢②
今日も
出張で遠方へ来ている
その遠征先には
ストリートピアノがあって
…
私は学生の頃
アルバイトで貯めたお金で
アパートへピアノを持ってきて
そこに調律に来た方に紹介された先生に
習っていた
とても素敵な先生だった
先生は若い頃
都会の
ピアノラウンジらしき所で
弾いていたそうで
初老の穏やかな方で
とても素敵なピアノを弾いた
教え方もガツガツしていなくて
(それまでに習った
●マハの先生は
ガツガツしていたし
教え方が下手で
ピアノも好きそうじゃなかった)
ピアノがとても好きなんだなと感じたし
学生の自由な時間も多くあったので
私はピアノを弾くのに没頭した
勉強とバイトと遊びと
ピアノ
4年間は充実していた
その頃に習った曲たちが
今よく弾く曲になっているし
また思い返してさまざまな曲が
弾こうと思わせてくれている
1番ハマったのは
バッハ
先生は
バッハ弾きのピアニストを教えてくれて
その音色を聞いて
すっかりバッハにハマった
ピアノ教室までのバスの中で
ピアノの楽譜を読んで
音を追いかけた
素敵な時間だったなと
思い返す
沢山遊んだけれど
そこに
ピアノがあったから
尚更充実していたなって思う
…
私は特段上手くはなかった
上手な人は沢山いて
私はただ
弾ける人
程度だった
自信もなかった
でも
学生の頃には
誰に聞かせるでもなく
自分のために弾く様になっていった
そして
子どもが産まれて
子どものために弾いたりした
特に
トトロ
などは
オリジナルで伴奏をつけて
弾いて聞かせた
長女がトトロ大好きだったから
…
そんなことがあったからだろうか
出張先のリゾートマンションで
疲れ果てて9時前に寝ついた私は
すごくよく寝つつも
とてもリアルな夢を見た
背中に
社名の入った
仕事用の服を着た私は
そのピアノに座った
そして
すごく沢山のお客さんが
私のピアノを聴きに来ていて
ごった返すほどに
そして聴き終わると
その沢山のお客さんに
今日の私の仕事先へも
来て下さいと
宣伝をしていた
悪い夢では無いなと思う
きっと
この2日間は
いけるのでは無いか?
と期待する
そしてまた
少し休憩が出来る時に
その夢の様に
社名の入ったその服を着て
一曲弾いてこようかなと思う
曲名は
耳に留まりやすい曲
やはり
トトロかな
と思いながら
そんな事を考えるのも
また
楽しいなと思いながら
今日も私は
幸せだなと
そんな事を思っている
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