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なぜ組織風土改革に取り組むのか

JTC (Japanese Traditional Company)と言われる企業で約2年半、メンバーと共に組織風土改革を進めてきた。考え、行動してきたメンバー達のおかげで仲間が増えたり、嬉しい反応をいただいたりすることが増えてきたが、まだまだ少数だし、「この人の言動が変わってくれたら嬉しいな」と思う人ほど、残念ながら変わらない。

「変わること」がもたらす不安や不確実性を回避したいのか、現状と将来に対する認知(危機感)の違いなのか、人それぞれの背景や考えがあるのだろう。そして、業績は悪くないどころかむしろ良いし、これまでのやり方を貫く方が会社にも従業員にも、そして社会にも良いのかもしれない。

とはいえ、生物のみならず国のあり方、常識、産業、企業活動から地球環境に至るまであらゆるものが常に変化し続けてきたことを鑑みれば、内外の状況に応じて「このままで良いのか?」「本質的に変えた方が良いことはないか?」などと問いを立て、変化し続けられる組織風土をインストールすることは、企業の生存戦略として必然だと考える。

引き続き先人の経験や知恵を学び続けながら、率先して自ら問いを立て、変わることから始めて、2024年度どこまでやれるかもがいてみようと思う。グループ全体で15万人を抱えるJTCの変化が、より良い未来に繋がると信じて。

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