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巷に溢れる...なんぴんEAの真実『7話』

【ナンピンマーチンEAの真実】
  ナンピンマーチンEAの選び方


こんにちは、たっくんです。

前回までの記事で大方ナンピンEAの性能の評価の仕方は
お判りいただけたと思います。

今回の記事では実際にいよいよナンピンEAを選び方について解説します。

まず、前提としてEAの詳細が公開されていることは重要です。
全く公開されていないものは少ないかもしれませんが・・・

事前に知っておいた方が良い情報として、
ナンピン幅、ナンピン倍率、耐久力、利確力です。

とはいっても各項目ごとに変動するものも多かったりするので完璧に把握することは難しいです。
一応1つ1つ解説していきます。


ナンピン幅
ナンピン幅については、変動を使用していることが多いと思います。
その場合、毎回同じにはなりません。
しかし、大体のEAは“最低○○pips以上は離れていないと
ナンピンしないなどのように最低ラインというのは決まっていると思います。
それを知っているだけでもこの位置ぐらいからナンピンされるかもしれないという予測が建てられます。

ナンピン倍率
ナンピン倍率については、単純に1.5倍や1.7倍のように増え方が一定のものもあれば、ナンピンの段数ごとに変動するものがあります。
こちらは把握できればできた方が良いという程度になります。

耐久力
耐久力については注意が必要です。
ナンピン幅が変動する場合、500pips耐久という触れ込みがあったとしても500pips耐えた実績があるというだけかもしれません。
むしろ、バックテストで破綻したpips数の中で一番耐えられなかったpips数こそ把握すべき項目になります。

利確幅
利確幅と書きましたが、利確幅を正確に伝えるのは難しいかもしれません。
というのも、ナンピンの増え方によって、各段数ごとに利確の幅が変わったり、ナンピン幅が変動している場合はその変動幅によっても変わってきます。


せめて知っておきたい情報としては、どういうロジックで利確するのかという点です。

例えば、建値から○○pipsであったり、トレールであれば何pipsでトレールが発動できるかなどです。もしかするとインジケータで利確を決めているものもあるかもしれません。

建値から○○pipsで利確であった場合、パラメータで設定できると尚いいです。
危なそうな相場に出くわした際に1pipsなどに変更して利確を早めるということも可能です。

そして、余裕のある人はデモ口座などから1段積んだ時の利確幅、2段積んだ時の利確幅(最後のナンピンから何pips動いたら利確できているか)...
等のように各段数ごとにエクセルでまとめるともっといいかもしれません。

上記からわかりますが、
自分で調べる必要がある項目が多いことがわかります。

結局、バックテストできるEAがいいということになります。

バックテストができれば、利確幅も調べやすいですし、耐久力も調べることができます。

また、パラメータで利確pipsを変えて検証することもできるため、pips数を1などにした場合の利確幅を調べることもでき、倍率を変えた場合の利確幅や耐久力を調べることができます。

それから早くポジションを解消されるものが好きな人もいれば、1回で大きな利益を上げるものが好きな人もいたり、様々好みがあると思います。

指標前後に自動で停止するという機能もありますが、たっくん的には無くても困らない機能だと考えています。というのも1日に1度はEAを確認すべきだと思っているので、日によって時間制御を変更するからです。

また、指標によって稼働時間を調整したりするだけなので、時間の制御があれば十分だと考えています。

結論、EAをどう選ぶかということですが、まず、前回の記事までで紹介した性能の部分を評価し、実際にバックテストしてみて使い勝手などを自分に合っているかを試してみる。

必要な情報があるかどうか、必要なパラメータがあるかというところを確認して選んでいくというのがいいと思います。

たっくんは利確の速さ、耐久力、月利のバランスで評価し、バックテストができること、最低限のパラメータがあるかどうか、自分に合っているかどうかでEAを選んでいます。


最後までご覧いただきありがとうございました!

次回は『ナンピンマーチンEAの取り扱い方』について書いてみようと思います。

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