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【地蔵と閻魔大王の関係性】

少し前に書いた【『ロック・オペラ』を作りたい】
の記事から、だいぶ考え方が変わりまして。

設定というか、何となく主張を固める事は
必要だなと思いつつも
自分でやるなら、そんな芝居がかった事は
得意じゃないなと思ったのです(笑)

ただ、自分をディグっていく作業の中で
見えて来た【地蔵】というキャラクター性。

確かに僕は自分の事を【地蔵】だと感じる事が
あります。

慈愛に溢れている、とまでは思いません。
ただ、何だかフワッとフラットに
人の側に居たり、俯瞰した様な醒めた様な感覚は【地蔵】のソレにイメージがかぶる部分が
あると思うのです。

〜〜〜

あ、因みに超脱線するのですが、
数秘術(すうひじゅつ)ってご存知ですか?

自分の生年月日を足して、1の位になるまで
足して出てきた数字を【運命数】と呼びます。


例えば、2024年10月5日生まれであれば、
2+0+2+4+1+0+5=14
1+4=5

なので、【5】という具合です。

それぞれの数字に性格的な傾向があって
僕は【9】です。

この記事の内容、ほんとうに
『僕そのものやんけ…..』というくらい
当たっているので良ければ観てみてください。

他の数字の事もこの記事の関連記事へ飛べば
読めます。

〜〜〜

おいといてー(笑)


ただ、何かが違う、…

僕の中には本当はもっともっと激しい面がある。
俯瞰しているモードが多いのは確かだけど
静かな、しかし情熱的な焔(ほのお)が
煮えたぎる事もある。

これを【地蔵】というイメージで捉え切れるのか?
…そんな事を考えながら
もっと【地蔵】を掘っていくと
衝撃の事実が発覚しました。

中国では『地蔵菩薩が閻魔大王である』という
記述がある。

繋がる時には繋がるモノですね。
閻魔大王はご存知の通り、地獄で
死者の行く末を決める裁判官の様なモノです。

ある意味、また違うフラット的な存在。
『天国』『地獄』『天国』『天国』『地獄』…

別に人を裁きたい、などという
馬鹿げた考えなどありませんが

しかし、僕の性質に重なるところは確実にある。

【閻魔大王】だけでも違う。
【地蔵】だけでも違う。

しかし、【地蔵】と【閻魔大王】が
同一人物であるというのならば
とんでもなくシックリ来るのです。

これは、過去の映画や特撮作品では

(ちょっと古いですが)『大魔神怒る』の
大魔神であったり

ウルトラマンレオに出てくる
アシュランやブリザードの様な
2面性のある怪獣

もっと言えば、
元は最強の大天使だったサマエルが神の怒りに
触れ、ミカエルとの戦闘の末
地上に堕天し、サタンとなったとか。

そういうイメージもポンポンと
頭に浮かびました。

また【地蔵】はインドとも深く関係しており
僕はインド的な音楽も大好きなのです。

興味の入口になったのはビートルズの
ジョージ・ハリスンを好きになった事でした。

そこから探究を進め
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの
ジョン・ケイルに辿り着きます。

ヴェルヴェッツと言えばルー・リードが
取り上げられがちですが

ビートルズにおける
ジョン・レノン&ポール・マッカートニーの様に
ジョン・ケイル&ルー・リードのコンビ
だからこその
初期のとんでもなくすごいヴェルヴェッツが
あった訳です。

ジョン・ケイルはクラシックにも明るく
チェロなどで持続音を弾いて
ドローン・ミュージックの要素を出したりと
とても革新的でした。

ルー・リードは案外ポップでポールの立ち位置
なんですよね。

ジョン・ケイルはドローンミュージックの祖
であるラ・モンテ・ヤングに師事して居ました。

ヴェルヴェッツは最初期のパンクであり、
ドローンミュージックをロックに取り入れた
功績もあります。

この独自性は後のジーザス&メリーチェイン
が受け継ぎ、
それのポップ版最終形態がOasis(オアシス)と
言えるでしょう。

オアシスも特に初期は轟音ノイズを常に出し
その効果はシューゲイザーの様でもあり
ドローンミュージックの酩酊感さえも
含んでいます。

オアシスは4枚目から轟音アプローチから
離れますが、サイケ色を一層強め、
『Go Let It Out』や『Who Feels Love?』
の様な曲では
よりインド的なリズム、パーカッションが
加わります。

リアム・ギャラガーほどサイケデリックを
表現出来る声の持ち主もなかなか居ませんよね。

一気にマニアックな事をダダダーッ、と
書いてしまいましたが
この辺が僕の大好物でして

パンク好きと言っても、元気いっぱいなヤツより
空虚な感じや永遠に続く様なフラットな
ドローンやサイケな感覚を内包する
祈り、内なる叫びをジワジワと
放出する様な音楽が大好きです。

チル(Chill)とかも大好き。
ロックだからってむやみやたらに
大声で叫びまくるってのはどうも苦手です。

【地蔵】=【閻魔】
僕のイメージに合うと思いますし

長々と書いた僕の好きな音楽や世界観に
通じるところも多そうです。

因みに僕はクラシックでは
エリック・サティを好んでいて
あの何とも言えない雰囲気、しかし
美しい曲達を聴いていると夢心地になります。

実質、現代に通じる【BGM】の概念を
最初に生み出した人物で
音楽だけ聴いていると大人しそうな印象ですが

本人の性格は至って攻撃的でパンクです(笑)

僕は最高に疲れて何もかも投げ出したい時に
サティの作曲した【ヴェクサシオン】という
ダークな曲の耐久動画を延々と流して
寝落ちする事をよくします。

落ち込んでいるからって明るい音楽を
聴きたくなる訳ではないのですよね…ふふ…


長くなりました。今回は以上です。
ほんとうに個人的なメモみたいな記事ですが
楽しんでいただけていれば幸いです。

ありがとうございます。

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