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『凡人道』(著 ひろゆき)を読んで涙を流した件

私の中で「読書」=「ビジネス書を読むこと」であります。それくらいビジネス書を読むことが大好きなのです。昨年も数多くのビジネス書を読破してきました。そこで出会った最高のビジネス書、それが

『凡人道』役満狙いしないほうが人生うまくいく(著 ひろゆき)でした。

本書の内容に入る前に、昨今のビジネス書の風潮に触れておきます。

ほんの一握りの天才の実体験を基にした「好きなことだけして、生きていく」とか「有り金は全部使え」、「投資しろ」、「学歴は必要ない」といったような人口の99.9%の凡人には当てはまらない、しかも無理に当てはめようとすると凡人なりの幸せな道を踏み外しかねない、害悪な本が溢れかえっているように思います。この記事を読んでくれた人、このような本がもし、あなたの本棚にあったら即全て燃やすことを推奨致します。間違ってもBook〇ffなどに売らないでください。悲劇の連鎖は断ち切るべきです。

なぜこのような本が溢れているかというと、出版業界が斜陽産業に入ってきているためです。エッジの効いたタイトルや内容にしないと、本を手に取ってもらえないのです。「その結果ビジネスとして情報を売る人たちの主張を真に受けてしまっている。自分にとって本当に役に立つ知識を手に入れられない人が増えているのではないのか」、と著者ひろゆきも主張しています。

このような厳しい情勢の中、本ビジネス書では以下のように内容がまとめられていました。

・投資について調べること自体が無駄

・インフルエンサーによるサロンやセミナー受講は損することが分かっている暇つぶし

・多くの人にとって四大卒の下駄は必要

・お金持ちを優遇する社会を変えようとするより自分を変える方が賢いこと

・お金と幸せは比例しないこと

このような"ちゃんと考えれば当たり前のこと"を詳細にわかりやすく解説してくれる親切な本は滅多に出会えません。

ビジネス書はうまく利用すれば人生を豊かにすることもできますが、その一方で間違えると幸せな凡人道を踏み外し人生詰む危険性もあるということに十分注意しましょう(*^-^*)

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