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チェロ協奏曲第2番ニ長調(ハイドン)

ようこそ、CLASSIC BAR VERSTECKへ。


さて、"本日のオススメ"は、ハイドン作曲の『チェロ協奏曲第2番ニ長調』です。(数字は8-430・名曲解説全集第8巻-P428)


フランツ・ヨーゼフ・ハイドン先生。1732年-1809年(77歳)の、オーストリアの作曲家でしたね。

交響曲第85番変ロ長調「王妃」の回歌劇「薬剤師」の回に続き、3回目の登場です。


本日の曲は、『チェロ協奏曲第2番ニ長調』。

ハイドン先生、チェロ協奏曲を6曲書いたとされていますが、公式に残っているものとしては2曲で、ハイドンのチェロ協奏曲といえば、この第2番とのことです。

第1番は30代に書かれたたもの。そして本日の第2番は51歳ころに書かれたもので、いずれもエステルハージ侯に仕えていた時に書かれたものです。

当時のエステルハージ侯のオーケストラには、優秀なチェロ奏者クラフトさんがいらっしゃったようで、クラフトさんのために書いていたようです。


ちなみにモーツァルト先生の回で出てきた通り、この時期は、ハイドン先生の弦楽四重奏曲、音楽が大きく変わった時期で、その後に第2番は書かれました。


三大チェロ協奏曲らしいです。残りはシューマン先生、ドヴォルザーク先生。


弦楽四部(独奏以外のチェロ無し)と、オーボエとホルンの編成。

すごく良い曲なんですよね。

三大なのかと言われれば、3席目は各先生方がしのぎを削る事になると思いますがww

チェロの演奏技術に関しては詳しくはわかりませんが、なんとなく技巧的な感じがしますね。あとは、個人的にはチェロの曲を聴く場合、良い音を鳴らさせるか、が大事になりますね。

3楽章の最後の部分に駆け上がる高音、しびれます(21分30秒くらいです)。

なので、協奏曲的には、確かにこの曲は良いので、三大という事で宜しそうです。


本日の音源は、コチラよりお聞きいただけます。


本日もご来店いただきまして誠にありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。

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