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2011年に書いた『宅建受験小説「女子大生ナナミの挑戦」』は好評絶版中(笑)

ワタクシは小説家です。
1冊書いた。
あはは。
これです。
好評絶版中〜\(^o^)/


1.「世界一おもしろい」カリスマ講師が届ける愛と感動の不動産ストーリー

・・・と書いてありますが、どんなストーリーだったのかというと。

「でも、私は家が欲しいのっ!」
幸せの象徴を求めて家を買うと決意した姉のために、大学生ナナミは果敢に不動産の世界に飛び込んでいく。

『宅建受験小説「女子大生ナナミの挑戦」』

なかなかおもしろそうだ(←自画自賛・笑)
で、当時のプレスリリース記事があったので一部引用させていただきますと。

この宅建受験小説は業界初めての試みとして、不動産に関心のある若い女性を中心とした幅広い層を対象に創刊されたもので、コンテンツは13の法則から構成されており、主人公の女子大生ナナミと姉の由紀とのコラボレーションで物語が展開され、この異父姉妹を取り巻くユニークな人物達の登場で、不動産に関する裏事情や専門用語が素早く読み取れる小説に仕上げられています。

2011.09.12 NEWS RELEAS

そうなんですよ。
『この異父姉妹を取り巻くユニークな人物達』とあるでしょ。
じつはですね、主人公のナナミは娘2号(次女。当時は小学生だったが)、異父姉の由紀は娘1号(長女)がモデルです。
当時はまだ、娘1号も不動産がどうのということはなかったが、10年くらいしたらこんな騒ぎになっているかなということをイメージしつつ、キャラクターとしての彼女らを造形してみた。

あとね。
『(彼女らを)取り巻くユニークな人物達』も、すべて実在の人物がモデルです。
勢いあまっての執筆&出版だったので、小説が出版されてから実物持参で「いいっすよね」と事後承諾を求めたのであった。
あはは。

2.『プロローグ~晴れた日の朝に~』から物語がはじめてみた。

以下、目次です。
宅建受験小説というくらいだから、こうしてちゃんと初学者のための宅建受験対策にもなっているのだよ。

第1章「マンションの秘密」
【法則その1】都市計画法・用途地域を理解せよ
〜湾岸の超タワーマンション。でもお高いんでしょ?〜
【法則その2】景品表示法・表示基準を理解せよ
〜販売広告をながめていると、どの家もステキに見えるよね〜
【法則その3】区分所有法・マンション暮らしの「権利と義務」を理解せよ
〜マンションってそんなに気楽じゃないんだってば!〜

第2章「戸建て住宅・敷地の秘密」
【法則その4】建蔽率と容積率を理解せよ
〜小さなお家。そうなるにはそうなる理由がある〜
【法則その5】市街化調整区域に気をつけろ
〜掘り出しモノの激安土地! でも家が建てられない〜
【法則その6】道路に接していない土地は建築不可。接道義務を理解せよ
〜お気に入り見つけたあ! なに? 再建築不可?〜
【法則その7】敷地に接している道路の幅に注意せよ
〜セットバック。えぇー! 敷地が道路に取られちゃうの!〜
【法則その8】日照は冬場を意識せよ
〜夏の陽射しにだまされた。あのぉ~、冬は真っ暗なんですけど〜
【法則その9】傾斜地の住宅街に注意せよ
〜高台の悲劇。その造成地、ガケ崩れの危険大?〜

第3章「おカネの秘密」
【法則その10】抵当権・連帯保証・住宅ローンのしくみを理解せよ
〜ローンを組んで夫名義で妻が連帯保証人。離婚したときどうなるの?〜

第4章「不動産会社の秘密」
【法則その11】不動産の営業マンだからといって安心するな
〜素敵な営業マン。ほほ笑みの裏側。我らを守る宅建業法〜
【法則その12】宅建主任者(←当時のママ)の勉強で知識武装せよ。
〜知識は己の武器になる。ちゃんと知ろう。理解しよう〜
【法則その13】それぞれの理想。夢と希望を持て
〜家はシアワセになるための道具に過ぎない。自分なりのシアワセ基準〜

『宅建受験小説「女子大生ナナミの挑戦」』

全13話です。
第1章(3話)が『区分所有法』で、第2章(6話)が都市計画法や建築基準法などの『法令上の制限』。第3章にいちおう『民法』を入れておいて、第4章(3話)の『宅建業法』で最終盤の物語をどどーんと走らせる。

第4章は、主人公のナナミちゃんが、不動産業者が集まる『不動産ホンネBar』で“業者と派手に対決”です。

ちなみに第1章を区分所有法としたのは、当時ワタクシ、某大手専門学校で『マンション管理士受験講座』をやってましてね。
でね、試験に合格してマンション管理士になった面々(当時は飲み会をよくやっていた)からの“要望”もあって「じゃあマンション管理士を小説に登場させてみっか」と。
なのでさっそく登場させてみた次第です。

あとね、なんで全13話にしたのかというと、テレビドラマが13話くらいなので、そうです、テレビドラマ化を見据えてのこと。

さすがだろ(←自画自賛・笑)

3.テーマは『元気な女性たちが新しいムーブメントを作る』だった。

今朝ほど、まぁなんとなくだけど自分の小説の「あとがき」を読んでみたら、なんと!

元気な女性たちが新しいムーブメントを作る。そんなことをテーマに小説を書き上げてみました。

7行目。元気な女性たちが新しいムーブメントを作る。自分で過去の自分に感動。

おぉぉー。
っていうか、なんだ、当時から一貫していたテーマだったわけか。

あれから13年。
ごらんください。
こうしていま、『元気な女性たちが新しいムーブメント』を作りはじめてまーす。
いえーい。
サイコー。

RE/MAX Dynamite。人生はダイナマイトだ。“正しさ”をぶっとばせ〜\(^o^)/

・・・と、いい気になって、まったく無責任に無節操に、そんな愉快な話を某出版社の某編集者と話してたら「じゃあコンセプトとテーマは同じでいいですので、彼女らを主人公としての続編をお願いします」みたいな。

焦ったオレは・・・

あ、えーとそんじゃ、RE/MAX Dynamiteの面々と相談してみますわ(汗)

▼相談です。

“続編”とはいえシリーズでの新刊だからキャラクターも一新して、『宅建士になった女性たちが不動産業界で七転八倒しつつもシアワセになっていく物語」というのでどーでしょ。

①コンセプトは『“何か”との戦いを通して変化していく女性讃歌』
②テーマは『元気な女性たちが新しいムーブメントを作る』
③ネタは今の出来事。毎日毎日、転がっていますいつも(笑)
④キャラクターはRE/MAXの面々。Dynamiteをはじめ、JAPANにも、東日本にも、そして西日本にも(←特に・笑)個性的な人がゴロゴロいるから、そのまま登場させれば楽だ。
⑤ストラクチャー(抗争・葛藤・敵役)は『社会にはびこるおっさんの掟』
⑥コンストラクション(事件の配列)は『いい人・いい母親・いい妻・いい会社員』でいられなくなった女性が直面する事件(葛藤)からはじめよう。

オッケーだったら、プロット作り(なにがどうしてどうなったを2,000文字にて)を始めようぜ。
いっしょによろしくっす(←出た“他力本願”)

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