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【#02】宅建おじさん喫茶店トーク「夏から宅建。そんなみなさんへのエール(応援)」

宅建ダイナマイト合格スクールのおーさわ校長です。
以下、余計なお世話といえばお世話ですが、この夏、宅建試験にチャレンジするみなさんへのエールです。


宅建試験は「上位15%」が合格です。

28万人くらいが受験申込をして(年1回の試験では人気第1位かな)、当日バックレが20%くらいなので、22万人くらいが実際に受験します。
ちなみに受験料は8,200円なので、宅建試験での売上は、なんとたった1回の試験(毎年第3日曜の13時〜15時)で、驚愕の28万人×8,200円=23億円くらいになります。

▼宅建試験の受験申込について

でね。
上位15%〜16%が合格だから、合格者は毎年3万5,000人くらいだ。
宅建試験は全50問で、35点くらい取ると上位15%くらいに入れます。
そんな試験ですので、えーと、なにがいいたいかというと、ちゃんと勉強しないと上位15%に入れない=合格しない試験なのです。
逆に言うと、自分よりできない人(負け役)が85%くらいいればよいということになる。

思うに。
わざわざ8,200円も払って、他人のための負け役(他人の肥やし・お布施・引き立て役・踏み台などいろんな表現あり)になることもなかろう。
8,200円を他人のシアワセのために払うんだったら、焼き肉とか寿司とか鰻を食いに行ったほうがよいかも。

なので、どんなもんか試しに受験したい、というようなレベルでしたら、宅建ダイナマイト合格スクールの「大人女子宅建」などの講座ではなく、ネットによくある無料の動画講義あたりでいいと思います。
無料ですしね。

どうすれば上位15%に入れるか

ではどうすれば上位15%に入れるかと言うと、身も蓋もないが、過去問が解けるようになっていればよい。

宅建試験は、過去に出題された内容が表現を変えての繰り返し出題だ。
その「繰り返し出題」が70%くらいなので、それを正解すれば35点くらいになる。
その人たちが合格だ。

とはいえ、宅建試験は「不動産取引全般に関わる法律の試験」なので、やはり独学で合格レベルにまでもっていくにはそれなりに時間がかかる。
その時間を短縮させようというが有料(優良であってほしい。いろんなのがあるのでご注意を)の受験講座で、くどいようだが「いろんなの」がある。

話を戻しますと。

つまり過去問が解けるようになっていれば合格という、かんたんなしくみなのだが、
ここで素朴な疑問が。

みんながみんな、受験勉強をしてきちゃったら、つまり過去問が解けちゃってたらどうなるのだろう。

たいへんなことになる。
みんながみんな、ちゃんと受験勉強しちゃうと、宅建試験が崩壊してしまう。
上位15%がとんでもない点数になっちまうからね。

「みんながみんな、正しいことをすると世の中がとんでもないことになる」という現象を「合成の誤謬(ごびゅう)」といいます。
みんながみんなお金を使わないで節約すると不景気・デフレになったりね。

でもだいじょうぶ。
全員が「正しいこと=宅建受験勉強」はしないからね。
ほとんどの人が「四肢択一だから読めばわかるんじゃない?」くらいで受験しちゃうのです。
逆に言うと、上位15%くらいの人だけが「真剣に勉強(過去問が解けるレベルになるという程度でOK)」しているということみたい。
これがね、ほんとに笑っちゃうんだけど、ワタクシが宅建講師稼業をはじめた平成1年からずっと変わっていない。

こういう「不変の現象」があることを「大数の法則(たいすうのほうそく)が働いている」というふうに言うらしい。
人間社会には「大数の法則」というのが働いていて、一種の確率論なんだけど、人間社会での「なにか」は、毎年毎年ほぼおなじパターンとなる。
なんかの病気の死亡率とか死者数なんかがそうだよね。
保険会社はそれで保険料を算出してるるみたいだし。

宅建試験での「大数の法則」は「受験者20万人のうち実際に勉強しているのは15%くらい」ということなのだろう。

ということで、さてみなさん、どうする?

そもそも宅建試験を受験する?
それとも今年は逃げちゃう?

受験する人は
勉強して受験する?
勉強しないで受験する?

どっちでもいいです。
あ、無責任にそういっているわけではなくて、どっちでも人間社会のなにかの役には立つという意味です。

合格すれば、世の中からちやほやされる。
世の中が「あなたを待ってました」となる。
なんてったって、宅建士は慢性的に不足だもんね。
業界にしてみれば女神だ。
カネも稼げる。

一方、勉強しないで受験する人も、負け組(大数の法則の維持)として世の中の役に立つことができる。
そもそも論だが、合格者のためには「負け役85%」が必要だしね。

あとね。
もし、勝ち組にのほうに乗っかりたい(上位15%に入りたい)というんだったら、夏のはじめの今ごろからのスタートが最適かもよ。

というのも、時間がないでしょ。
4月くらいからやっている人もいるなかで、夏からだ。
やばいでしょ。
なので濃密に濃厚に真剣にやってくれる大人女子が例年多いです。
真剣にやれば合格する試験だしね。

なので合格率でいうと、もちろんこれは宅建ダイナマイトでの話だけど、6月7月スタートは高めの気配だ。
とはいえ、もちろんお金まで払ったのに「やらないで受験=言い訳の日々」という人もいるからなんともいえないけど。

とはいえ、その気があるんだったら、夏から勝負で一発合格を。

いつもと違う夏にする。

そんなふうに思っているんだったらオレも真剣に向き合いますよ。
だって受かってほしいもんね。
講師としてね。

・・・と、みなさんへのエールをこめて。

今回は、今年の夏から宅建受験勉強をはじめてみようかなと思っているみなさんへのエールのつもりで記しました。

最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。

大人女子宅建にご興味ありましたら、どうぞお気軽にお声がけください。

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