見出し画像

8年ぶり

久々にnoteを開きました。
以前は定期的なブログとというか備忘録みたいなことを書いていたのですが、体感時間が短くなって気づけば1年なんてあっという間、という生活になってしまい、記録を見たら3年前の記事が最後でした。

twitterの短文では伝わらない、常日頃感じていることとか、世代が変わって直接そういう話をしたことがない人たちにも伝わってほしいと思うことなど、たまにはこういう文章で出力していけたらいいかなと、そんなことを思った2024年の年明けです。


2024/01/05【放課後アンダーグラウンド】@仙台darwin

今年最初のイベント、仙台darwinで開催するのはなんと8年ぶり。
そんなに経ってるの!?とビビりました。
以前は季節1回くらいは大きなイベントで利用していたし、学生イベントなら春休みとかに4DAYSとかかなりお世話になってたのですが・・
なんとなく、ROOKIES GATEとか、THE平成○年会とか、若手向けのイベントから一歩引いてからは大きな会場を使うメリットがあまり感じられなくなったというのと、ある程度の「敷居」の高さを感じてもらうためのプレミア感を出したいのもあって、数を打たないようにしてましたがまさか8年ぶりとは。体感速度は年々早まっていきますね。


普段はバーテイクでPA配信転換、他にもいろいろ同時に作業することが多くてゆっくり人と話をする余裕がなかったのですが、久々の運営サイド。
あー、こういう感じだったなーと、ちょっと懐かしい感覚。
もちろん、スタッフ不足でまるっとお任せではなかったので割とバタバタしてしまう部分もあり、以前なら「準備は前日までに済ませて当日は見てるだけ」を理想として動いていたので、そういう意味では全然ダメダメですが。

今回のオペさんは初めましての方だったんですが、おそらく慣れてるであろう方と、若手の(短い時間でバンドたくさん案件に慣れてない?)方で、今回バンド数も多くてセット込の短時間での入れ替えが続くタイムテーブルだったので(申し訳ない)リハから大変そうだなーという印象でしたが、ワンオペでタイトな現場にばかり慣れすぎてしまった普段の自分の感覚と、いわゆる「通常の」裏方の感覚と、麻痺しがちな部分を客観的に見れた気がします。


すごく気になったのは、リハに臨むバンド側の態度。
「よろしくお願いします」「ありがとうございます」
当たり前の挨拶だったり、返事だったり、そういうところができているバンド・できていないバンドの差がはっきりしてました。
PA側からの問いかけに無反応(聞いてるの?)とか、勝手に音出し進行するようなところとか、
もちろん、どうしたらいいかわからない、という戸惑いもあるかと思うけど、それにしてもかなり差が出た部分でした。
もう少し普段のライブの時点で、その辺は徹底していかなきゃなと反省。

ライブに参加する心構えというか、そういうところも結構差が出てるような気がします。フロアで一緒に盛り上げようという気持ちとか、自分の出番以外の立ち振る舞いも、見ていて気持ちがいいなーと思える子たちと、楽屋にずっとたまってて他のバンドのステージを全然見てないんだろうなーという子たちと。中途半端に仲のいいバンド同士が集まると出てくる悪い傾向みたいなのも垣間見えてしまって、そういうのはなんか残念です。
上手い下手とか、小さな差より、そういう人としての部分の差の方が、後々は大きくなってくる部分だと思うので。
もちろん、あまりにもひどいときは注意するけど、たぶん「わからない」が正解のような、なんというか、気になる人には気になってしまうような、ちょっとした引っ掛かり。

どんなライブでもそうだけど、自分だけでは成立しないステージ、いろんな人が関わって創るものだから、そういう周りへの感謝だったり意識のもち方も、もっと気づいてもらえるような過程は必要だと強く感じました。
MCで言うような「感謝したいです」的なマニュアル通りのコメントじゃなく、行動に出る部分が大事だと思うので。

集客的な部分は、正直自分の中で設定していた目標まで届かず。
「このメンツで、このくらいかー・・」というちょっと個人的には残念な数字でした。まぁ、平日昼間で時間帯も早いし、キャンセルもあったし、予約数よりもだいぶ減ったところもありましたが、以前だと2~300くらいは堅いだろうと思える内容だったので、もう一つ足りない部分ですね。
時代のせい、といえばそれまでだけど、やはりそこは底上げしていかないといけないところ。
動員が全てではないけど、出ている側もやはりお客さんが多いフロアに向かってのパフォーマンスの方がテンションも上がるし盛り上がる要素の一つ。フロアが賑わっていると、途中で帰ったり抜ける人数も減るんですよね、不思議なことに。結構スペースに余裕があったり、まばらな感じだと抜けやすいというか、入れ替わりが顕著になりがちな印象です。

なんか、こういう文章書いていくとどうしても反省点とか、ネガティブな話題ばかりが出てしまう気がするので、どうも悪口っぽい印象になってしまうのですが、悪意ではなく、こういう部分が気になって、改善していく方法を悩んでたりとか、次はもっとこうしたいと思っているとか、そういう普段口にしないけど考えていることをなんとなく知るきっかけの一つと、自分自身もこういう時にこう思っていたのかという自分メモのような意味合いもあるので、難しく受け取らないでもらえたら幸いです。

と、いろいろ書いてきたけど長文になったので、またちょこちょこ更新していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?