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チームメンバーに感謝を伝えていますか?GKPTで感謝を伝えよう!

プロジェクト管理者に限らない話だと思いますが、チームの長となったら、やっぱり雰囲気の良いチームを作りたいですよね。

私が考える雰囲気の良いチームを作るポイントの1つは「感謝の気持ち」をきちんと表現できる関係を築けることだと思います。

みなさんのチームではチームメンバーに感謝の言葉を述べていますか?「仕事だからやってもらって当然」とか思ったりしていませんか?もしくは感謝の言葉を言うタイミングを逃していたり、気恥ずかしくて言えなかったり、なんてことはありませんか?

誰でも、感謝されれば嬉しいし、逆に感謝の言葉がなければモチベーションは下がると思います。そこで、今回は私が実施している「定期的に感謝の言葉を述べる方法」をご紹介します。

■ KPTとは

KPTはご存知の方が多いと思います。振り返りの手法として有名ですね。

Keep:よかったこと(継続したいこと)
Problem:問題となっていること
Try:次に挑戦すること

例えば1週間を振り返る場合、まずは1週間の「Keep」を付箋に書き出し、次に「Problem」を書き出します。そして「Keep」と「Problem」に対して「Try」を付箋に書き出します。

ここでのポイントは2つです。

①Keep→Problemの順番で書き出す
②Keepに対するTry、Problemに対するTryを書き出す

①はポジティブから書き出す方が、その後のネガティブな意見も出やすくなるというためです。②は「良かったことは再現させるTry」「悪かったことは再発させないTry」を書き出します。

これを定期的に実施することで、継続的に改善ができるというのがKPTです。

■ GKPTとは

私のチームではKPTを改良した「GKPT」を実施しています。

Good:感謝

私のチームの場合はKeepを書き出す前に「G」つまり一週間分のチームメンバーへの感謝の気持ちを付箋に書き出しています。具体的には以下のようなものが書き出されます。

〇〇さん、タスクを手伝ってくれてありがとう!
〇〇さん、困っている時に相談に乗ってくれてありがとう!
〇〇さん、手作りのお菓子美味しかったです!


〇〇さんのところに自分の名前を当てはめて想像してみてください。嬉しくなりませんか?感謝されて不快な気持ちになる人はいないと思います。

もし「感謝を述べるのは良いことだと思うけど、そのきっかけがない」ということであれば、GKPTで感謝する機会を設けてみてはいかがでしょうか。感謝の言葉が自然に出てくるようなチームになると、チームはとても良い雰囲気になります。


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