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上手いソースではなく読みやすいソースを書いてもらう
ソースは綺麗に書こう!というのはプログラマーなら誰でも思うことですが「どうしてこうなった?」というソースに出会うことがときどきあります。プロマネとしてはソースの可読性を起因としたバグは防ぎたいですよね。
そこで今回は「ソースを綺麗に書いてもらおう!」という話です。
■ この記事を書くきっかけになったソースの話
メソッドの引数が15個ある
15個も並んでたら読みにくいし、使いにくいでしょ・・・。
commonXxxxxの意味がわからない
例えば足し算をするクラス。
class CommonAddition{
・・・
}
「commonってつける必要ある?」っていうクラスが乱立している。
さらに・・・
class CommonAddition{
・・・
a = a + 1;
b = b - 1;
・・・
}
「これ混乱するでしょ?」って思うのですが、クラス名からは「足し算しかしない」と思わせておいて「引き算もしている」のように、クラス名やメソッド名から想像できないことを実施している。
上記のようなソースってバグの元ですよね。
■ 読みやすいか読みにくいかだけは考えてもらおう
「ソースを上手に書こう」と思うと難しくなると思うんですよね。でも「読みやすいか読みにくいか」ということだけを考えたら、まだマシなソースは書けるようになるんじゃないかなと思っています。
上記例のソースであれば「15個も引数があったら読みにくい」というのはぱっと見で読みにくいと感じるはずだし、commonが乱発されたら「commonって何?」ってなるし、クラス名やメソッド名から処理がわからないと、自分が逆の立場だったら混乱することは想像できると思います。
■ 文章もソースも読みやすさ
ソースも文章も同じだと思います。読みやすい文章は綺麗な文章ですよね。ソースも「読みやすい文章」を書くように書けば、きっと綺麗なソースになると思います。
プロマネとしては「上手いソースを書いて」とメンバーに言うよりも「読みやすいソースを書いて」という方が、メンバーは綺麗なソースを書いてくれるのではないかと思っています。
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